ストレリチア秘話No.202 運命の出会い ストレリチアと
私は20歳の頃から花の栽培が趣味でした。24歳の時です。洋ランを探しに東京の種苗園を訪ねました。そこでストレリチアの自生苗に出会ったのです。その頃、ストレリチアは日本に入ってきて間がないころで、全国的にみて、それがすべ...
私は20歳の頃から花の栽培が趣味でした。24歳の時です。洋ランを探しに東京の種苗園を訪ねました。そこでストレリチアの自生苗に出会ったのです。その頃、ストレリチアは日本に入ってきて間がないころで、全国的にみて、それがすべ...
近頃の世の中は、こと花に関しては穏やかな状況が続いています。でも、分かりません。 或る花が突然、スターとなってブームを巻き起こし、大勢の人々が巻き込まれ、大騒ぎとなるようなことが起きるかもしれないのです。でも、これは私...
花の種子の寿命は種(しゅ)によって異なり、全部が同じわけではありません。日本で発見された「縄文ハス」やエジプトでの「小麦」の種子のように、何千年も発芽機能を失わなかったものがある一方で、「とりまき」といって、種子が熟し...
ストレリチアについて、ぜいたくな望みをいえば、それは花色の豊富さでしょう。バラでも、カーネーションでも人気がある原因は、大抵の色が揃っていて使い易いことです。この点でストレリチアはオレンジと黄色の二色しかありませんから...
今まで述べてきた方法では、まだ完全とは言えません。なにしろ気候状況が違う所へ地植えしようとするのですから、それなりの手立てが必要なのは当然のことです、一つだけ道があるのですが、事は高等技術に属することといえましょう。 ...
近頃、ストレリチアを庭へ地植えすることが多くなりつつあります。今までストレリチアは寒さに弱く、戸外の地植えは、とても無理だろうと考えられていたのですが、いざ、やってみると、意外や意外、無事に育つことが多いことに気がつい...
ストレリチアの変異については今までにも述べてきましたが、まだまだ、あります。株全体の色合いです。葉の裏、葉柄、花茎が緑色から銀色がかった灰緑色までの広がりです。この色の違いが性能にどう影響するかはわかってはいませんが、...
このストレリチア秘話の初めの頃、No19にてストレリチアの寒さに対しての耐性について述べましたが、今回はその続きです。ストレリチアは葉、次いで葉柄はもっとも寒さに強いのですが、実は弱い部分もあるのです。 それは花なの...
私の住んでいる南房総では、十数年に一度ぐらいの割で植物が塩害を受けます。台風の風向きが海からの方角になったとき、海の波しぶきが風に乗って運ばれてきて植物に被害を起こすのです。在来の植生は体制がありますから大した影響はあ...
近頃、人気のあるストレリチア パーヴィフォリアについて、詳しく説明の一端をしてみることにしましょう。 パーヴィフォリアの誕生には二筋のルートがあります。一つはレギーネとジャンセアの交配種です。その特徴は、生育旺盛で、...