ストレリチア秘話No.292 ストレリチア「名花遍歴」
美術品、骨董品の世界では、本物、偽物、入り乱れての騒ぎが絶えません。私は何年か前「ルーブル美術館」に「モナリザ」の絵を見にいったことがありました。そこに集まっていたのは、私のような観光客ばかりではありません。堂々と腰を...
美術品、骨董品の世界では、本物、偽物、入り乱れての騒ぎが絶えません。私は何年か前「ルーブル美術館」に「モナリザ」の絵を見にいったことがありました。そこに集まっていたのは、私のような観光客ばかりではありません。堂々と腰を...
自生地巡りの旅では、時には町の中を歩くこともあります。ポートエリザベス セント ジョージ パークのオフィスを訪れると、裏庭で若い女性がフラワーアレンジメントを仕上げている最中でした。使われている花はプロデアが中心です。...
ストレリチアは工場で生産される大量生産品ではありません。生命を持った植物ですから個性にあふれています。それだけに形質はバラバラでピンからキリまでの広がりがあります。裾野のキリの方は数が多いのですが、頂上のピンに近づくに...
ルイス キャロル著の「鏡の国のアリス」では、「赤の女王の国」に迷い込んでしまったアリスが、女王に叱られます。 「何をボヤボヤしているんじゃ。おまえの国は、なんと、のろまな国なのじゃ。ここではのう、同じ場所にいようと思...
1950年代からストレリチア栽培が年を追う毎に盛んになっていきました。 栽培農家は争うようにストレリチアを探し求め、奔走したのです。良いも、悪いも、判別したりはしません。ストレリチアであれば飛びついたのです。 何事でも...
ストレリチアは現在では、ほぼ世界中ともいえるほど広まっていますが、それでも、お国ぶりによって、扱い方も様々なようです。まず、原産国の南アフリカですが、自生地を控えているだけに数に困ることは無く、どこへ行っても、お目にかか...
これは私が開発に携わっているからこそのことです。 時々、新製品や新しい流行の発表があり、あたかも突然、 現われたかのように受け止められますが、 実は、開発は何年も前からであり、 プロトタイプ(原型) は更に前から出来て...
育種を仕事とする私の所では毎年、新顔が出てくる度に優秀花が選抜され、評価の低いものは捨てられます。毎年のことなので当たり前のこととして神経が麻痺しているのですが、一度、立ち止まってみることにしました。 私がストレリチ...
「秘話No280」https://strelizia-kenkyuzyo.com/?p=1711で述べた「種子の生産力低下」の前の段階です。最先端のジャンセア ゴールドの交配になって起きました。開花時に、すでに雌しべが黒...
オレンジ プリンスもゴールド クレストも花茎が長く、多くの花がみな、葉よりも長く突き出ています。切り花として使うにも文句のない形質を備えているのです。ストレリチアがみな、こうなのではなく、花が葉に隠れるほどの短い系統...