ストレリチア秘話No.302 ストレリチア属、種(しゅ)の違いは大きい
私は、初めの頃、ニコライやコウダータなどのストレリチア大型種を手がけたこともありました。アルバは日本に入っていません。2001年、最後の訪問時に苗の購入を考えましたが、あまりにも大きく、送料がかさむのであきらめました。...
私は、初めの頃、ニコライやコウダータなどのストレリチア大型種を手がけたこともありました。アルバは日本に入っていません。2001年、最後の訪問時に苗の購入を考えましたが、あまりにも大きく、送料がかさむのであきらめました。...
美術品の本物が、なぜ尊ばれるのでしょうか?それは、本物だけが持つ、作者の気迫が伝わってくるからです。残念ながら、偽物は、どんなに上手に作られていても、これがありません。 ストレリチア愛好家には、品質は兎も角、長い間、...
この章は矛盾したことを述べています。ジャンセアの生き方を認めながらも、人の都合へ引き込もうとしているからです。 私はストレリチアの中で一番、好ましく思っているのがジャンセアです。硬いクチン質の表皮に覆われ、障害に守ら...
驚くほど気楽につきあえるストレリチアが出てきました。厳冬の1月、もう花芽など、 新しく顔を出すことなど無い季節、 出るはずがないから、 気にもしないでいたところ、 気がついたら、花芽が2本も3本も顔をのぞかせているのを...
強健さが取柄のストレリチア。その反面、どうにも手をやく頑固さを持っている代表がジャンセアです。 寒さを始め、障害に強いのが取り柄ですが、成育に掛かる年数はレギーネの5割増し以上、花立ち本数も少ないのが欠点です。 植物...
ストレリチアも大型の有茎種は、それぞれの種の中では個体差は、あまり認められないようです。ところが小柄な無茎種では、どの種も変異が多く、中でもパーヴィフォリアは特別、多く、 一株、一株が違うほど個性的なのです。これは、こ...
ストレリチアも栽培期間が長くなるにつれ、様々な変化が生じてきています。先ず、花色がオレンジ色から黄色に移ると、花だけでなく、外見や強健さも変わってきました。オレンジ系は相変わらず、先祖代々からのたくましい強健さを外見の...
ストレリチアは現在では、原産地の南アフリカばかりでなく、カリフォルニアでも日本でも、 或いは他の国々でも、公共施設を始め、様々な場所に植えられ、その特色が利用されてきています。しかし、よく見ると、殆どがレギーネでジャン...
草型の小さい矮性種は、すでにあります。ここでいうのは、花、そのものが小さいことを指しています。レギーネを始めとする無茎種ストレリチアの花は、苞の長さ約15cmで、大きなアレンジメントにも十分に使えるので、重宝されていま...
前の章にて変わった花の伸び方のストレリチアについて述べましたが、今度は反対の株のことです。おなじジャンセア ゴールドでも、こちらは「カノープス」です。私のところでは「お宝」ですから、毎日のように目をかけています。初花は...