ストレリチア栽培も季節によって様々に変化しますが、春から初夏へかけての植え替えは楽しいものです。なぜなら、この作業の主役は栽培者自身だからなのです。花を眺める季節も楽しいですが、残念ながら主役は、ストレリチアであって、栽培者は眺めさせられる受け身の立場です。
その点、植え替えでは栽培者の意思で実行するのですから、自分の思う通りに進められます。それだけに責任重大といえるでしょう。良くも悪くも実施した本人次第ですから。植え込み材料や鉢の選定から始まって、どう植えるかに至るまで、誰がやったかによって大きな違いが出ます。時には新しく導入した株の選定まで加われば尚更です。しかも、植え替えには今後の生育の予想まで加わるのです。良くも悪くも、その人の栽培状況のスタートが始まるのです。
ここを疎かにする人いないと思うのでが、それだけに間違いも起こりやすいのです。栽培者が主役なのですから、すべての原因が、ここにあります。
