ストレリチア秘話No.314 ストレリチアは「私の分身」
植物と人との関係を、どう意識するかは人さまざまでしょう。単なる物扱いから擬人化してまで可愛がる人まで、幅広い範囲に広がっています。私は、といえば、私自身の外側に伸びた「分身」がストレリチアなのだ、と感じています。言葉を...
植物と人との関係を、どう意識するかは人さまざまでしょう。単なる物扱いから擬人化してまで可愛がる人まで、幅広い範囲に広がっています。私は、といえば、私自身の外側に伸びた「分身」がストレリチアなのだ、と感じています。言葉を...
私は今、圃場のストレリチアの集団をみて、改めて、愕然ととした気分になっています。 私は大勢の人々の好みに応えなければならないので、自分、個人の嗜好は抑えなければ、と客観的基準を目指してきたつもりでした。ところが、今、...
その人の手にかかると、植物が、みるみるうちに元気になる園芸家がいます。人呼んで「グリーンサム」(緑の親指の持ち主)。その不思議な能力を園芸好きな英国人が例えた言葉です。これに対して、触れる植物という植物が、すべて茶色く...
今日もまた話がかかってきました。 「ストレリチアに黄色の花があるんだそうですねえ。わたしはオレンジは持っているから黄色が欲しいんです」 と。近頃では私も驚きませんが、いったい、これはいつまで続くんだろうかとあきれています...
私が見た自生地のストレリチアは皆、適当な間隔で自立していて、隣同士がくっ付きあっている姿はみたことがありませんでした。その時は大して気にも止めませんでしたが、あとになって気づかされました。自然の摂理の奥深さ、をです。ス...
植物の親しみ方にも、いろいろあるみたいです。初歩の頃は無我夢中、好きでのめりこんでいるだけで、何が何やら分からず、没頭して楽しんでいる時代です。それが、慣れて、落ち着いてくると、植物と自分との距離を、もっと縮めるようと...
「人類が強大な力を持ったために自然が破壊されている」と、よく言われています。しかし、ここでは、「自然は生かしてくれなかったのに、人類が生かしてくれた」ストレリチアについて語ろうと思います。それは、ドワーフ 矮性ストレリチ...
ストレリチアの切り花は生花市場へ出荷されますから、販売価格は全国、ほぼ平準化されていますが、鉢植えとなると標準がありませんから、同じ品種であっても価格はバラバラです。広告等によってある程度は似た価格があるように見えます...
名画「モナ リザ」に細かいヒビが入り始め、そろそろ修復をしなければ、の状况にきているらしいのですが、博物館側がお宝の扱いに慎重で、なかなか進行しなくて困っているとのニュースが伝えられています。いかに名画であろうとも,長...
私は新しく作出した「ジャンセアゴールド」の中の優秀品に「カノープス」と命名しました。これは、この星が有名だからではありません。ストレリチアがアフリカの神秘を内に秘めているとすれば、この星の名はビックリだと思ったからなの...