ストレリチア秘話No.232 ストレリチアの栽培用具
移植ごてを初めとする一般の用具は他の花の栽培用具となんら変わらない。しかし、ストレリチアは盆栽の樹木ほど硬くはないが草花よりは太く、しっかりしている。これを切る道具が問題となる。 ストレリチアは、花も葉も太くて、やや...
移植ごてを初めとする一般の用具は他の花の栽培用具となんら変わらない。しかし、ストレリチアは盆栽の樹木ほど硬くはないが草花よりは太く、しっかりしている。これを切る道具が問題となる。 ストレリチアは、花も葉も太くて、やや...
ストレリチアの葉は、幼いうちは年間、5,6枚も出るが成熟すると4枚となり、ジャンセアの場合は少なく、3枚程度となる。初年度の葉は、主に光合成に集中して働き、花を出すことは、まず無い。(ストレリチアの花は葉の根元から出る...
ストレリチアの花は開花後、晴天の日には蜜をだします。青紫色の花弁の根元が壺のような構造になっていて、そこに蜜がたまる構造になっているのです。サンバードは、そこへ、細く、やや湾曲した嘴を差し込んで蜜を吸うわけです。大抵の花...
ストレリチアにとって一番恐ろしい敵は、「あっ」という間に腐らせてしまう「立ち枯れ病」とも、「腐敗病」とも呼ばれる病気を引き起こすフザリュウム菌です。ストレリチアの体は丈夫なクチン質に覆われていますから、カビの仲間の真菌...
私は今までに散々、ストレリチアの故郷、南アフリカ 東ケープ州の気候、風土がストレリチアに強い影響を及ぼしてきたかを述べてきました。そしてストレリチアも環境と一体の性質を受けるだけでなく、環境の変化にも耐える頑固さも身に...
私は以前、「ストレリチアの花 (花弁の青紫色) が、開花後、強い日光を受けると褪色してしまう。花は、まだ健全なはずなのに、不思議な現象だ」と述べたことがありました。私としては、納得出来ないことを、そのまま、放っておくこ...
これも栽培相談でよく出てくる事柄です。 「ストレリチアの株元に残る古い葉は取去ったほうがいいですか、 それとも残して置いたほうがいいですか」 に対して私は、「汚らしいと思うなら取って下さい。気にならないなら、放って置い...
植物が自然のままでいた頃は、花は昆虫や鳥の好みに合うように進化していました。 そこに、 人類が介入してくる用になると様変わりし始めたのです。今度は人類の好みに合わせなければならなくなってしまいました。正確にいえば、植物...
ジャンセアの特徴については今までにも述べてきましたが、ここで、 もう少し補足してみましょう。まず、花です。 ボンヤリ眺めればレギーネと変わりませんが、 厳密に見てみると、少し違いが分かります。 オレンジ色が濃いのです。...
ストレリチアの害虫は数多くあり、それぞれが皆、困りものです。自生地では天敵もいることでしょうから、発生も、程ほどに抑えられるでしょうが、日本のような外国へ移住したのでは、今まで経験のなかった新しい害虫に出会うことになり...