ストレリチア秘話No.182 ストレリチア流通の泣き所 

 世の流通は通信販売が全盛でストレリチアも、その例外ではありません。それなのに当園では原則として通信販売は扱っていません。理由は実物をお客さんの目で確かめてもらいたいからです。一口にストレリチアと言っても、それは千差万別...

ストレリチア秘話No.181 先祖に帰る

 今までに交配によって1000本を越えるジャンセアの苗を育ててきました。初めはオレンジで、現在ではゴールドに移ってきていますが、その結果、ジャンセア特有ともいうべき現象に戸惑っています。  交配にあたっては、両親とも典型...

ストレリチア秘話No.180 小柄なストレリチアが好まれる

 ストレリチアについての人々の好みは様々です。株を販売する立場から見た、お客さんの反応をお話ししてみましょう。ストレリチアの草丈は、高性から矮性にいたるまでの広がりがありますが、一番、多く望まれるのは小柄な系統です。中に...

ストレリチア秘話No.177 ストレリチア 「事始め」

 これは真っ先に取り上げるべき事柄だったでしょうが、つい、遅くなってしまいました。明治初年、田中芳男 男爵によって、ストレリチアは初めて日本に紹介されました。これは記録が定かではありませんが、1871年から1873年にか...

ストレリチア秘話No.174 ストレリチア栽培の効率化の悩み

 私の所では、ストレリチアの増殖ばかりをしているわけではありません。廃棄処分も同時にやっています。時々、捨てた、思っていたのに根付いてしまって生きていたのを発見することも珍しくありません。苦笑いしてしまいます。  捨てら...