ストレリチア秘話No.393 ストレリチアに何を望みますか?望みが高度になるほど品種を選ぶ必要が出てきます!
植物を栽培するのは、日々の疲れを癒やすのに役立ってくれることを期待してのことです。それは自分の好きな植物と交流することによって得られる「癒やし」といってよいでしよう。植物を相手にすることによって、人間世界とは離れ、スッ...
植物を栽培するのは、日々の疲れを癒やすのに役立ってくれることを期待してのことです。それは自分の好きな植物と交流することによって得られる「癒やし」といってよいでしよう。植物を相手にすることによって、人間世界とは離れ、スッ...
南アフリカのアロエの解説書には、「孤立型」「叢生型」という説明が、よく出てきます。 これは、その品種の個体が最後まで一本のまま、成長を続けるか、株が分かれたり、子株が出たりして集団となるか、を分類しているのです。 し...
世に誕生花、誕生月の花があるようですが、なぜなのか、の根拠はあいまいで、作者もわかりませんから、その信頼度は低く、まあ、お遊びとして扱われていることが多いようです。 それに引き換え、相性花は滝井康勝氏の提唱によるもので、...
ストレリチア科は他とはかけ離れた存在ですから、他に似たような植物は、そうそう、ありませせん。大型種は、まだしも、バショウやバナナが似ていますが、小型種のレギーネやジャンセアには似た植物はありません。ですから、ここで言う...
8月から9月へかけてのストレリチア生長のピーク時には、もう一つ、驚くほどの速さを見せるのが花芽の出現です。毎日、ほんの少しか育たない純重なストレリチアなのに、気がつくと、アッという間に花芽が伸びていて、驚かされることがし...
この「ストレリチア秘話」も、とうとう、400号に近づいてきました。こんなに長く続くとは自分でも思っていませんでした。初めの頃は100号ぐらいで、ネタがなくなってしまうだろうと思っていたのです。おや、変だな、と気づいたのは...
このことは専門的な事柄なので、一般の栽培家には興味は持てないかもしれませんが、レベルの高い人には必要な知識です。 ストレリチア栽培の初期の頃、原種だけの栽培から、人工交配に進み、それが手軽な自家受粉が多かった為に進歩が...
「ストレリチアの花」といわれて思い浮かべる花の姿は、人により、まちまち、様々なことをご存知でしょうか。初期の頃は原種だけでしたので、特別な優秀花などは滅多になく、素朴な時代でした。今でも残る手書きの絵には...
ストレリチアは高価な花の一つです。私がストレリチアと関わるようになったのは 1950年代の初めですが、その頃、国産はなく、ハワイから空輪されてきたストレリチアの切り花が 500円もの価格だったので新聞のニュースで話題にな...
ストレリチアは鈍重で、一日当たりは、ほんの僅かしか育ちません。そんな、のろまなストレリチアでも、一年のある時期だけは、驚くほどの成長をみせる期間があります。それは真夏の8月半ばから9月の彼岸当たりまでの約一月少々の間だ...