私は、ストレリチアを手がけてから、もう60年を越えましたが、その間に見てきた種は数十万にも及びます。それでも中には好き、嫌いが起きるのは当然ですが、表現する場合は出来るだけ偏らないよう客観的を心がけているつもりです。優秀品種の選定に当っては、勿論、自分の好みは避けなくてはなりません。それなのに近頃、出現してきた新しい品種には、今までにはなかった変異が現われてきて驚いているのです。
オレンジ色系だけの時代には変異が少なかったのですが、黄色種が出てからは思わぬ変異が現われ始めてきたのです。特に最近のジャンセアゴールドは驚く程の花が生れてきています。★★★★★星クラスの優秀花は勿論、素晴らしいのですが、★★★★星、★★★星でも今までは見られなかったような花もあり、価格も手頃なので、お勧めできるのです。
特に小葉系やパービフォリアは手に入れやすいと言えるでしょう。未だ、新品種ですから見たことの取る人はわずかしかいません。高価格な品種ばかりがすばらしいとは言えないのです。
花の特徴は苞の紅色が明るく美しいことで、特に先端程濃いものが多いことです。しかも花立ちにも優れていますから、交配親のパービフォリアセットラーズパークの遺伝を強く受け継いでいます。簡単に言えば、気楽に扱える品種といえるでしょう。

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