ストレリチア秘話No629 ストレリチアと付き合うのは仇おろそかではないようです
この章を読んで下さる人はストレリチアと付き合うのが割と新しいことが多いことを望んでいます。古い人が駄目だと言うわけではありませんが、理解が及ぶのが相当に骨が折れるだろうと思うからです。 ストレリチアの語り人の私に言わせ...
この章を読んで下さる人はストレリチアと付き合うのが割と新しいことが多いことを望んでいます。古い人が駄目だと言うわけではありませんが、理解が及ぶのが相当に骨が折れるだろうと思うからです。 ストレリチアの語り人の私に言わせ...
ストレリチア秘話の原稿が600号を越えましたので、改めて原稿を読みかえして感じたことを伝えておきたいと思い立ちました。書き始めたころは自分の思いは十分に伝えられると思っていましたが、今となると、そんな簡単な事ではないと...
私は大勢のお客さんを相手にするのが仕事です。たとえ、直接が新品種の養成でも、栽培の助言であっても、元々、本来の目的は、どうしたらストレリチアを楽しむことができるかにあります。でも、実際には、いつのまにか最初の道からずれ...
秘話 No 625号にてストレリチアが成長点を寒さから守るために、ここまでやっているのかと驚きの目で解説しました。でも、わたしにとって、あれぐらいは、そんなにたいしたこととはいえません。ストレリチアが驚異に満ちた存在で...
No.624号でゴールド クレスト矮性種の解説をしましたが、実は、それだけではなかったのです。栽培場には普通の優秀品種も植えられていましたから、ついでに掘り上げてもいたのです。以前の台風で温室を破壊されて以来、自然栽培...
ストレリチアが花として大勢の人に喜ばれ発展していくためには、どうしても必要な条件があります。それは植物として生育出来る環境条件がなければならないことです。 ストレリチの弱点は栽培上の最低温度が0度までであることですが、...
育種家とはご苦労様な存在で、時には余分な事とも思えることも平気で手を出します。 その一つを紹介しましょう。ストレリチアの交配、育種も黄色種の遺伝が加わって以来、大きな変化が生まれてきました。生育の早さ、花立ちの良さ、苞...
「その一つに原種の魅力があります」 ストレリチア栽培で最も重視されることは、その品種がどれだけの価値があるかを決定する基準を定める事にあるでしょう。バラでもカーネーションでも草花や植木であっても、新しい品種が出てくれ...
私が今、一番、気にしていることは、ストレリチア世界の変わり様です。簡単に言えば、昔と情況が違って来ているのではないかと思える点があることです。 第一の大きな変化は、貴重な情報の入手が楽になり、高度な知識が広まりやすく...
私は、ストレリチアを手がけてから、もう60年を越えましたが、その間に見てきた種は数十万にも及びます。それでも中には好き、嫌いが起きるのは当然ですが、表現する場合は出来るだけ偏らないよう客観的を心がけているつもりです。優...