「ストレリチア秘話」の読者には伝えておいた方が良いと思うので書いてみました。公的機関なら兎も角、何の援助もない状態の私が、お金になりそうもない研究にとりつかれている事情です。
私は、現在92歳、退院したばかりでストレリチアの業務は、もう出来ないので。娘や孫にやってもらっている状態です。それでも、パソコンに向かうぐらいは出来るので秘話は書けています。
実は、毎日、お金にならない事ばかりをやってきたわけではありません。こんなことは仕事のおこぼれでやってこれたのです。ストレリチアの品種改良も全然、見返りが無いわけではありません。成功したときだけは反応がありますが、必ず、という保証はありません。
それでも、普通は、中々、やってられないことが出来るのを喜んでいます。それはここまで支えてくれた人々のおかげなのです。
ストレリチアを業務として成立させるのは困難なことは、よく承知しているのですが、だからと言って、それだけで終わらせたくないのです。ストレリチアに、ここまで関わってしまった限りは、この花の本性を突き止めたいとの思いが消えないのです。言い方を変えれば、人がストレリチアにどこにまで迫れるか知りたいのです。

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