ジャンセア、パービフォリアの葉柄はレギーネより遙かに長いのが普通です。葉がない分、柄でしか光合成が出来ないので、少しでも多くしようとしているのでしょう。従って土で植え、窒素分を多くやれば、徒長気味に育ち、姿が悪くなってしまいます。
そこで私のところでは、少しでも成長を抑えようと肥料の保ちが悪い軽石で植えているのです。オレンジ系のジャンセアやパービフォリアには、多少、効き過ぎの感もありますがゴールド系にはぴったりです。この系統は、土では大きく育ち過ぎる傾向があるのです。
大きく育てるのが好きな人にはいいでしょうが、締まった姿にしたい人には困るのです。
とはいえ、すべてが徒長するわけではありません。レギーネでは及び付かない小柄な矮性種も出てくるのですから世は様々です。ストレリチアも育て方次第で様々に変化する面白さをめています。
