ストレリチア秘話No.839 ストレリチアは赤色の進化に向かう!サンバードの影響か?
育種家の我が家の圃場では毎年、新花が開花してきます。それに対して★印で評価しているわけですが、苞の赤色が規準になるわけです。その結果、年々、赤色の割合が多くなっています。これは交配親に優れた赤色種を使うために起きる現象...
育種家の我が家の圃場では毎年、新花が開花してきます。それに対して★印で評価しているわけですが、苞の赤色が規準になるわけです。その結果、年々、赤色の割合が多くなっています。これは交配親に優れた赤色種を使うために起きる現象...
レギーネの自生地にはストレリチアと同居しているアロエ フェロックスを、ジャンセアの自生地、ユイテンハーグ一帯にはアロエ アフリカーナをよく見かけます。共に葉に苦い味を出して草食動物からの食害に対処しているのです。アロエ...
その品種の持って生まれた性能を100%発揮させるのが栽培技術です。ところがストレリチアのような永年作物は、それだけではすまないのです。年数をかけて十分に力を蓄えさせないと力が出し切れない性質も併せ持っているのです。長い...
この「秘話」には、やたらにストレリチアの自生地の解説が出てきますが、それにはわけがあるのです。ストレリチアの栽培にあたっては自生地の環境条件を知って、そのままコピーすれば良いという簡単なことではありません。 ストレリチ...
また、今年もお便りがありました。 「分けて頂いたゴールド クレストが今年も3本咲いています。こんなに花立ちの良いストレリチアに出会えて幸せです」 と、喜びの気分が伝わってきます。ストレリチア愛好家なら、こうありたい...
私は「秘話」の書き手として、ストレリチアについての情報の送り手でもありますから、このことについては責任は重大です。ただ、多少なりとも違いがあるのは、現物の栽培者であり、その上、書き手でもある、二重の存在でもあることぐら...
私の栽培場では、ストレリチアは鉢植えが数百鉢、それに地植えが数十株と両方のをしていますので両者の違いを否応なく経験させられています。ストレリチアの栽培といっても、このどちらを選ぶかによって大きな違いがあるのです。根本的...
ストレリチアの鉢植え栽培では様々な大きさの植木鉢が必要とされます。株の大きさ、品種、置き場など、あらゆる条件が加わってきますから、多くの種類を準備する必要に迫られます。いちばんの問題は大きさです。 1.12号以上 鉢の...
ストレリチアの花は6月半ばで終わりを迎えます。その後の夏は寂しくなるかといえばそうでもありません。生長の季節に入るのです。今までは育っているのがわからないくらいのんびりしていたのが急に育ち始めます。 この頃は、また、別...
「ストレリチア秘話」のフォロワーが1500人を越えたのを感謝しています。私は長い間、園芸上の記事が栽培技術だけに終わっていることに疑問を感じていました。植物を相手にするのに、どうしたら成功するかについて栽培技術が重点と...