ストレリチア秘話No789 ストレリチアの生長を楽しむのに二通りあります
ストレリチアの栽培には季節によって目的が違います。寒い季節は花が対象ですが夏は生長を楽しむことです。ところが、この生長の楽しみ方に二通りあるのです。 1は、大きく育て、または株を殖すことです。これは誰でも目指すことで...
ストレリチアの栽培には季節によって目的が違います。寒い季節は花が対象ですが夏は生長を楽しむことです。ところが、この生長の楽しみ方に二通りあるのです。 1は、大きく育て、または株を殖すことです。これは誰でも目指すことで...
これは大して役に立たない、ただの世間話です。ストレリチアの大きさも様々ですか、今まで知られている最大は、東ケープ州イーストロンドンの公園に植えられているレギーネで高さ3mとのことでした。私が見た時は数十株にも分れた大株...
植物の栽培では、何と言っても水のやり方が大事な技術の一つです。昔から専門家の間では、「水やり3年」といわれるほど修行が重視されてきたほどです。 ところがストレリチアは乾燥に耐えるため、水のやりかたが間違っていても、そ...
ストレリチアが適応の幅が広く世界各地に移住していると何回も述べました。ここで改めて、我が国、日本と、どれくらいの差があるかを調べてみます。土質や水質まで手を伸ばすと複雑なことになりますので省略して、気象条件の違いだけに目...
雨が降り続く梅雨の季節を中心にストレリチアの花には蜜があふれ出ます。水を多く吸い上げて余ってしまうのです。こんな現象は雨の多い日本独特の現象でしょう。自生地の乾いた大気の中では、こんなことは起こりません。サンバードが吸...
ポートエリザベスを初めて訪れた 2日目、ジョバート公園のシェルトン園長が仕事のために園長代理のギブス氏が代わりに私をレギーネの代表的な自生地、ブルートの谷を案内してくれることになりました。 車で約2時間のグラハムスタウン...
ストレリチアに対する、もう一つの分野は『理想を追い求める』人たちです。主に趣味の人たちが多いといえるでしょう。これは必ずしも形態を指しているわけではありません。業務としてストレリチアに関わっていても、傾向としては、こち...
一日にストレリチアといいますが、この植物に対するイメージは、人により、目的により、様々に変化しますから、これを混同してしまうと混乱が起きますので、ここで、改めて整理してみようと思います。 まず、分けておきたいのは、スト...
一番、ストレリチアらしい姿をみせてくれるのは、いつでしょうか。やはり、秋から冬の完成期になります。葉も全部、出揃い、花を見せてくれる季節です。それに引き換え、春から夏の成長期は、何とも見栄えのない姿になってしまいます。...
現状では元々の原種よりは人工交配種のほうが断然多くなっています。南アフリカで栽培されているストレリチアの大部分は、まだ原種を株分けしたものが多いのですが、海外では殆どが種子で殖された人工交配種で数で言えば相当な割合にな...