ストレリチア秘話No.793 ストレリチア地植えの留意点 水はけの良さが第一です。その2
ストレリチアを地植えした場合、雨量が多すぎても、少しぐらいは我慢してくれます。でも短期的には、しのいでくれても、長く続けることは決していいことではありません。ストレリチアは500mmの雨量に合うように生活様式が構成され...
ストレリチアを地植えした場合、雨量が多すぎても、少しぐらいは我慢してくれます。でも短期的には、しのいでくれても、長く続けることは決していいことではありません。ストレリチアは500mmの雨量に合うように生活様式が構成され...
ストレリチアの庭園植えを見かけることが多くなってきました。一つだけ気になることがあります。それは、大抵が平らな土地へ,そのまま植えていることです。 ストレリチアの自生地の年間降水量は500mmであるのに対し、我が国では...
前章の続きです。充実の度合いの判定は難しいことではありません。慣れることが第一ですから。この差は種による違いもあるようです。レギーネよりはジャンセア、パービフォリアに強く表われるようです。ジャンセアはレギーネよりは厳し...
ストレリチアの栽培には季節によって目的が違います。寒い季節は花が対象ですが夏は生長を楽しむことです。ところが、この生長の楽しみ方に二通りあるのです。 1は、大きく育て、または株を殖すことです。これは誰でも目指すことで...
花は花粉を受け取って種子を作るための器官ですから授粉してしまえば役目を果たしたことになります。作業が済めば、さっさと閉じてしまいます。 花を長く鑑賞しようと思うなら受粉しないよう手配りが必要です。ストレリチアの花はサンバ...
暑い季節には、余り起きませんが、秋から初冬へかけて長雨が続くとストレリチアの花弁(萼片)にシミが入ることがあります。大気中の湿度が高くなりすぎた為に起きる現象です。 ハウス栽培で起きることですから、換気をすれば防ぐこ...
私のところではストレリチアの害虫で一番、困るのがカイガラ虫です。以前は殺虫剤を噴霧していましたが、絶滅したと思っても、じきに卵が孵化してきて元通りでキリがなく、今では、お手上げ状態です。見つけ次第,爪で掻き落とす程度で...
ストレリチア栽培で最も多い失敗は冬の寒さで凍らせてしまうことです。しかも、意外なことに寒さがくるのが分っていながら手当が遅れてしまう事が多いようです。 初冬の11月から12月へかけて多く発生します。そろそろ寒さがやってく...
私たちは植物が水や肥料を吸い上げることは常識として子供でも知っていることです。 でも、気体の二酸化炭素を取り入れて酸素を吐き出す呼吸の作用になると、忘れがちになってしまいます。 ところが、ストレリチアとっては、種を...
ストレリチア栽培での失敗例は数多くありますが、その多くを占めるのは人工操作によって引き起こされたものです。化成肥料による過肥や換気不足による障害を始め、数多くの障害は、大抵、やらなくてもいいことをやったために起きていま...