ストレリチア秘話No.829 「そよ風 ブリーズ」はストレリチアの友
ストレリチアを外気に当てるメリットの3番目です。この「そよ風」が与えてくれる恩恵がストレリチアにどれほどなのか、分るようになれば、その人は「ストレリチア仙人」に近づいています。 ストレリチア自生地では「ケープのそよ風...
ストレリチアを外気に当てるメリットの3番目です。この「そよ風」が与えてくれる恩恵がストレリチアにどれほどなのか、分るようになれば、その人は「ストレリチア仙人」に近づいています。 ストレリチア自生地では「ケープのそよ風...
ストレリチア栽培では温室のように雨を遮った施設以外では、夏は屋外に出した方が良い結果が得られます。利点は3つあります。1つは直射日光が受けられることで、もう1つは雨に合わせることができる点です。3つ目は風ですが、これは後...
来年の開花から交配しようと目指していたストレリチアの有望な親株と期待していた2品種が雄性不稔、つまり、花に花粉が出来ないことが判明しました。メシベの方は健全なので受け身として種子は出来るでしょうが、花粉親として大量の子...
夏はストレリチアの成長期です。毎日、大きく育っているはずなのですが、私には不満なのです。春、地植えから掘り上げて鉢植えにしたものの、古い葉はしおれたままで、一向に新芽と入れ変ってくれません。実生苗も育ってはいるのですが...
ストレリチア栽培で一番多い失敗は存在を忘れてしまうことです。技術の上下などの難しいことではありません。常識の範囲内のことがらです。つまり、植物を相手にしていることを忘れてしまうのですから最低レベルなのですが、実は、これ...
地球上には特別に力を感じさせてくれる場所があります。パワースポットなどと呼ばれて観光地化しているのもあるほどですが、そのように縁起のよい場所ばかりでは在りません。アフリカにも、寂しげで暗い感じさえする峡谷や山がいくつも...
南アフリカには私の知る限りレギーネの黄色原種は数株在ります。ダーバン植物園の矮性種以外は皆、堂々とした優れた品種ばかりです。これらは皆、自然が生み出した突然変異に違いないのですが、その母体となったオレンジレギーネの数は...
私は数多くのストレリチアを育てていますが、その一鉢、一鉢が自分の作品だと考えています。 丁度、生け花やアレンジメントの作品のようにです。とはいえ、弟子入りして習ったわけではありません。作品に出会う機会あれば、できるだ...
日本人は昔から貧富の差なく花に親しんできました。これは世界の民族の中でも珍しい存在のようです。江戸時代にやってきたヨーロッパ人が驚きの目で、このことを書留めています。彼らの國では貴族だけの風習だったのですから。 南ア...
これは以前からか書きたい思っていたことです。私は、この「秘話』でストレリチアの栽培について、あれ、これ、書いています。それを読んだ読者は、わたしが優れた技術の持ち主のように受け取るかも知れませんが、本人は、そうは思って...