ストレリチア秘話No.746 ストレリチアの根の育ち方には二通りあります
二通りとはいっても、片や根毛、もうひとつは根茎で貯蔵根ですから働きが違うのです。 根毛の方は本来の根の活動ですから普通の植物と変りません。乾き過ぎれば死んで活動を停止してしまいますから、程ほどの湿り気が必要です。ストレ...
二通りとはいっても、片や根毛、もうひとつは根茎で貯蔵根ですから働きが違うのです。 根毛の方は本来の根の活動ですから普通の植物と変りません。乾き過ぎれば死んで活動を停止してしまいますから、程ほどの湿り気が必要です。ストレ...
レギーネは、もっと早く、グラハムズタウンからイーストロンドン一帯に何カ所にも拡がりましたが、ジャンセアはずっと遅れて旅立ちました。パテンシィの丘の麓から突然のように葉を小さくしたパービフォリアに姿を変えて丘に登り、最後...
今年の我が家は珍しくストレリチアの花盛りです。花が多かっただけではありません。いつもだったら咲いた花は、直ぐに切られて、どこかへ配布されてしまうのに、今年に限って、すべて交配されて生き残っているのです。 こう、賑やか...
草花のような一年草にとっては、花が出る、出ないは貯めた養分の問題であり、栽培の精果でもあります。兎に角、短い一生を終えるのに次の世代を残さねばならないのです。 ところがストレリチアのような多年草では事情が違ってきます...
ここの所へ来て改めてジャンセアが大きく、ガッチリと育ってきたのに驚いています。 ジャンセアと付き合い始めてから30年以上にもなるのに、まだ、何もわかっていなかったのです。情けないこと、この上もありませんが、考えてみると...
ストレリチアとはどんなを植物なのか追求するのが私の目標ですから、今回は別の面からみてみましょう。 南アフリカは花の国ですから、国中。どこへ行っても自生の花に出会いますが、ストレリチアの故郷、東ケープ州は特に多くの花に恵...
ストレリチアも栽培量が多くなってくると、新しい置き場が必要になってきます。これが大きな問題なのです。空いた土地があれば、どこでもよいわけではありません。一番の悩みは寒さ対策ですから。種によって違ってきます。 我が家で...
面白い事にストレリチアの水のやり方を教えられるのは、水をやっているときではありません。植え替えで鉢を抜き、根を裸にした時です。根が育っているのは鉢底の部分であって、上部5~10cmは、殆ど根が張っていません。 という...
今年は珍しく★★★★★星の優秀品種が3鉢も誕生してきました。すべてがジャンセアゴールドで、色彩に優れ、二鉢はストレリチアには数少ない紫がかった紅色のスカーレットと呼ぶべき色合いで、残りの一鉢は濃紅色クリムゾン色です。 ...
現代独特のキャラクターが求められている大勢のお客さんを相手にしていて、時の流れを感じています。昔のままを受け継いで居る人は相変わらずいますが、近頃の高度なレベルを望む人々の要求に応えるのは容易なものではありません。 ...