ストレリチア秘話No.367 ストレリチアを選ぶのは難しい?そうでしょうか!「その2」
前の章でストレリチアの入手について述べましたが、今度は選ばれる側の優秀品種についてのお話です。やっとの思いで手にいれた優れものも、時がたてば、次のスターが登場してきて次席へと退かされます。これは「世の習い」ですから、ど...
前の章でストレリチアの入手について述べましたが、今度は選ばれる側の優秀品種についてのお話です。やっとの思いで手にいれた優れものも、時がたてば、次のスターが登場してきて次席へと退かされます。これは「世の習い」ですから、ど...
私の所へいらっしゃるお客さんは二種類に分ける事が出来ます。その一つは欲しい品種がハッキリしていて、即座に選べる人です。もう一つは迷いに迷い、なかなか決められない人たちです。その場では決める事が出来ず、帰ってしまい、その...
今は、もう引退していますが、私は長い間、「道の駅」でストレリチアのお客さんの相手を手伝っていました。私の自宅が本園で、道の駅のストレリチアは分園のような存在だったからです。 田園地帯の花摘園ですから、犬を連れても入園...
もう3年も前のことでしょうか、冬の開花シーズンに一組の若い夫婦が訪れてきました。 「今、持っているストレリチアが、何年たっても花が出ないので困っています」というので、私は園内を見渡したところ、足下に、小さな、可愛い矮性...
私達は皆、自分の裁量でストレリチアを選び、人生の同伴として生きてゆきます。この場合、選ぶのは人の側であって、ストレリチアには何ら、同意、拒絶の権限はありませんから、すべての責任は人の側にあります。私は長い間、この仲介の...
前章にてストレリチアといえども弱い部分がある、と述べましたが、今回は、その続きです。ストレリチアの成株は強いのですが、子供の頃、生まれたての幼い頃は弱く、細心の注意が必要です。 まず温度。ストレリチアの成株は0°Cま...
負け惜しみではありませせんが、これは失敗というほどの悪い結果ではなく、少々、はみだした、踏み外した、ぐらいの事だろうと思っています。 昨年の夏、ジャンセアだけに必要以上の水やりをやってみました。それが半月、一ヶ月も過...
ストレリチアの誕生には「必然」があったであろうと「その1」で述べました。これは私の個人的見解なのですが、この「必然」とは、サンバードとの共生関係だったろうということです。南アフリカのストレリチア自生地一帯ではサン-バー...
「世界中のどこにもないような野性的で、神秘的な力がアフリカには存在するようだ。これにはアフリカが人類発祥の地とされていることと関係しているかもしれない。だから、私達にとってアフリカへ行くことは、故郷へ帰ることを意味してい...
この章は駆け出しの栽培家、初心者には無理、難し過ぎるかもしれません。私達は、自分だけは暖かく暖房の効いた部屋でぬくぬくとしていて、寒さにえるストレリチアを何ら考慮することなく枯らしてしまう失敗が後を絶ちません。自分自身...