ストレリチア秘話No.812 都市のストレリチアと田舎(田園地帯)のストレリチア
私たちは、自分がしているにも拘わらず、ストレリチアもしていることを忘れていることがあります。それは呼吸です。植物だって二酸化炭素を吸って酸素を吐き出していることは知識として誰でも知っています。でも、自分が無意識にやって...
私たちは、自分がしているにも拘わらず、ストレリチアもしていることを忘れていることがあります。それは呼吸です。植物だって二酸化炭素を吸って酸素を吐き出していることは知識として誰でも知っています。でも、自分が無意識にやって...
ストレリチア大型種の花の苞は太くて、丸く、豊かな感じなのに、無茎種の花は細く締まって先端は尖って直線的に構成されています。どちらが良いかは別として個性の違いを感じます。 大型種が産まれた頃は気候温暖で豊かで穏やかな生...
私のところではストレリチアの草型(草姿ともいいます)は厳重に選定していますから、普段は気に止めることはないのですが、外では感心しない姿に出会うことが多いのです。 これは人々がストレリチアとは、皆、同じだろうと思って区別...
ストレリチアを1鉢か2鉢を持っているだけの人にとっては縁の無い話ですが、これから栽培が盛んになってくれば、必ず起きる課題です。 私の栽培場では数百鉢もあるわけですから、配慮もなく、適当に並べるわけにはいきません。それ...
育種家は大量の苗を扱います。中には元気よく育ってくれるのもあれば、育ちが遅く、ひねたような残り物も多く出ます。それを数の多さに任せて手荒に扱うことも多いのです。すべて植物のせいにしてきましたが、ここのところへきて反省し...
「植物は生きていくのに水が必要だから灌水する」で終わっていたら、その人のレベルは初心者止まりです。水には他の働きもあるのです。 その一つが「お風呂」効果です。お風呂もシャワーも水(お湯)は汗や汚れを洗い流すための手段で...
「秘話 800号」を記念してストレリチアの特殊な性質の一つを探ってみましょう。 ストレリチアは鈍感だといわれますが、感じていないわけでなく、反応が遅れるだけなのです。初夏になると気温が上がり、雑草が繁茂し始めますが、...
ストレリチア栽培の末端の作業はさておいて、最も基本的な事柄に目を向けてみようとするのが、この章のテーマです。 植物は自分の生まれ育ったというか、発生した地域の環境を身につけていますが、それを極端にいえば、「その環境、...
移植時の痛みが、地植えの場合は極端です。ストレリチアは移植、株分けをいやがるのではないかと思うほどです。 地植えでは掘り上げると、大抵は株分けすることが多くなります。この時、普段、栽培に手が掛からず、楽をしてきたツケ...
人とストレリチアとの関係の話です。ストレリチアが好きだからこそ、栽培しているのが愛好家なのですが、それでも、どの程度の感覚で相対しているかは人によって様々です。 大きく分けて4種類になりましょうか。 1.は、毎日の...