ストレリチア秘話No.644 あなたはストレリチアに何を望みますか?
私たち人類だって生物の一員です。生物とは弱い存在で、自分一人では生きてゆけないのです。ストレリチアを愛する人は、ストレリチアと親しく付き合う事は、必ずしも面倒をみてやっているだけではありません。何らかの形で私たちもスト...
私たち人類だって生物の一員です。生物とは弱い存在で、自分一人では生きてゆけないのです。ストレリチアを愛する人は、ストレリチアと親しく付き合う事は、必ずしも面倒をみてやっているだけではありません。何らかの形で私たちもスト...
これは、ストレリチア愛好家にとっては常時、迫られている重要問題です。何しろストレリチアは千差万別この上なく、しかも、美術品と同じように数字で表せるような規準があるわけではないからです。 私は、余り、詳しくはないのです...
前章の641号のつづきです。私の栽培場を訪れるお客さんが品種を選ぶの、仕事に迷うので困ると述べましたが、解消の方法は分りました。栽培場と販売場を一緒にしたのが良くなかったのです。数が多過ぎたのは栽培目的には有効であって...
私の仕事の重要な部分はお客さんにピッタリのストレリチアを見つけてあげることだと思っています。ところが、実は、これが大変に難しいことなんです。お客さんが自分にピッタリのストレリチアに中々出会えないのです。 原因は分って...
「秘話 636号」で述べた続きです、私が長い間に選んだ最高品種が2種あります。 1種は、オレンジ プリンスの最高と認定した「ザキング」で、もう1種はゴールドクレストの最高品種の「ザキング」です。 両種共に増えが良く...
ストレリチアと言ったってピンからキリまであるのですから、少なくとも愛好家なら、惚れ惚れするようなストレリチアを持ってみたいと思いませんか。 「そんな株ってあるんですか?」 と言う人がいたら、あきれて、ものがいえませ...
「秘話No.630」で現代のストレリチアの問題は古さと新しさが入り混じっていることで、この処理には時間がかかるであろうと述べました。しかし、私は楽観的にみているわけではありません。時代が新しくなったとはいえ、新しい人す...
私は大勢のお客さんを相手にするのが仕事です。たとえ、直接が新品種の養成でも、栽培の助言であっても、元々、本来の目的は、どうしたらストレリチアを楽しむことができるかにあります。でも、実際には、いつのまにか最初の道からずれ...
No.624号でゴールド クレスト矮性種の解説をしましたが、実は、それだけではなかったのです。栽培場には普通の優秀品種も植えられていましたから、ついでに掘り上げてもいたのです。以前の台風で温室を破壊されて以来、自然栽培...
「その一つに原種の魅力があります」 ストレリチア栽培で最も重視されることは、その品種がどれだけの価値があるかを決定する基準を定める事にあるでしょう。バラでもカーネーションでも草花や植木であっても、新しい品種が出てくれ...