ストレリチア秘話 No.15  ストレリチアの花 標準の姿は2輪 開花

ストレリチアの花を撮影する人、絵に描く人、生け花にする人、この他、この花を使おうとする人が直面するのが、花の咲く過程で、どの辺りを標準とすればよいのか、これは なかなか、難しい問題です。  

 ずばり、それは、2輪開花の時なのです。最初の1輪開花の時では、まだ、物足りなく、また、3輪開花では、賑やかに見えても、最初の1輪の痛みが始まり、その上、苞が痩せ細っています。

 ストレリチアの花は長持ちします。それは、次々と花が出てくるからですが、早く咲いた花から痛みが始まりますから、時々、古い花を取り去って、いつも、新鮮な花だけを残すように心がけてください。花は、斜め後ろに引けば簡単に取れます。

 ※長持ちする花ですから、必ず、というわけではありませんが、水切り(水の中で切って、切り口を空気にさらさない)して活ければ、なおのこと保ちがよくなります。時々、水を替えることも同様です。

クウレハ川自生地