ストレリチア秘話No.91 ストレリチアの葉と花の関係

 ストレリチアはまだ小さいときは、葉も小さく、短いので、1年間に5枚以上も葉が出ますが、生長するにつれて、大きく、長くなるため、少なくなり、成株になると、レギーネで、やっとで4枚、生長の遅いジャンセアでは3本です。

 ストレリチアの花立ちは、1株当たり1本出れば普通、2本出れば優秀です。3本出る特別なのもありますが、これは養分の補給の関係もあって、毎年、と言うわけにはいきません。ストレリチアの花は、葉の根元から伸びてきます。このことは葉と花が対応しているということです。つまり、葉1枚に花1本出べき、ということなのです。年間に出る葉が4まいであっても、最後の1枚は確定的ではないので休むとして、3本も出るのは完璧、ということになります。これは理想通りなのですが、養分との兼ね合いもありますから、必ず、と言うわけにはいきません。

 ストレリチアとしての可能性を最大限に発揮してくれる。だからこそ、優秀株とよべるのです。