ストレリチア秘話No.687 ストレリチア 栽培は易しいが 入手が難しい
ストレリチアは栽培そのものは、やさしいのです。何しろ、丈夫な植物で適応の巾が広いのですから、少々、違ったことをしても、何とか間に合わせてくれます。後は、だんだんに慣れてゆけば良いのですから。 ところで、入手が、こんな...
ストレリチアは栽培そのものは、やさしいのです。何しろ、丈夫な植物で適応の巾が広いのですから、少々、違ったことをしても、何とか間に合わせてくれます。後は、だんだんに慣れてゆけば良いのですから。 ところで、入手が、こんな...
ここでは、そんな難しい事は扱いません。ストレリチアを長く扱ってると起きる出来事です。選り抜きのストレリチアだけを揃えて持っていたいとは誰しも望むことですが、なかなか、そうもいかず、残りものが出てしまうことが多いのです。...
これは、なかなか厄介な問題です。どんな用土も、それぞれ長所、欠点を持っているからです。一番、多く使われる赤玉土も、中粒を使っても、やがては崩れて、ただの上に戻ってしまいます。腐楽土を混ぜて養分の追加や水はけを良くしても...
植物の世話をするのは何の作業でも楽しいものですが、スチレリチアの場合は植え替え時は特別です。小苗を次の鉢に緩めるのは生長が確認出来る喜びがあり、中苗、大面は育ったことが確かめられ、開花の期待もあります。一番有り難いのは...
ストレリチアの優れた花を見続けていると、見慣れてしまい,強い印象が鈍ってしまうととが珍しくありません。見過ぎ、慣れすぎ、といってもよいかもしれません。そうなると減多にない優秀花でありながら、なかなか命名されない不運な品...
ストレリチア無茎種は3種ありますが、それぞれ個性が違いますから育て方から扱い方に差があります。それを心得ていないと上手く栽培が出来ません。栽培技術の向上には主にこの点が重要になります。 3種と言っても、大きく分ければ...
ストレリチアは品種によって開花時期が、ほぼ、決まっているのが多いのですが、近頃、遅咲きが多くなってきました。特にジャンセアゴールドの傾向が強く、ストレリチアの花の鑑賞期間が伸びたことが喜ばれています。 いつ頃からの開...
ストレリチアをガラス温室で栽培していた頃、花が多くて美しい季節は12月前後の初冬でした。寒さがやって来たにも拘わらず、鮮やかな彩に囲まれる豊かさを味わったものからでした。自然栽培に移った現在は、それが少々、変ってきまし...
新しい品種の作出を目指して花粉を付けて回る作業は楽しいものです。育種家だけがする仕事で、これによって今までになかった品種が生まれるかも知れないのです。実に素晴らしい、劇的とも言える仕事です。 先ず、最初は、今までになかっ...
ストレリチアの扱いと言っても、主に植え替えが時が多いようです。一番多いのが掘り上げ時や鉢植えでの株分けです。丁寧にやるのが良いと考えるのは素人で、慣れたベテランほど荒っぽいのです。これは手荒くやるのが良いのではなく、丁...