ストレリチア秘話No.783 ストレリチアの在るべき姿その2『伴侶の対象として』
ストレリチアに対する、もう一つの分野は『理想を追い求める』人たちです。主に趣味の人たちが多いといえるでしょう。これは必ずしも形態を指しているわけではありません。業務としてストレリチアに関わっていても、傾向としては、こち...
ストレリチアに対する、もう一つの分野は『理想を追い求める』人たちです。主に趣味の人たちが多いといえるでしょう。これは必ずしも形態を指しているわけではありません。業務としてストレリチアに関わっていても、傾向としては、こち...
一日にストレリチアといいますが、この植物に対するイメージは、人により、目的により、様々に変化しますから、これを混同してしまうと混乱が起きますので、ここで、改めて整理してみようと思います。 まず、分けておきたいのは、スト...
一番、ストレリチアらしい姿をみせてくれるのは、いつでしょうか。やはり、秋から冬の完成期になります。葉も全部、出揃い、花を見せてくれる季節です。それに引き換え、春から夏の成長期は、何とも見栄えのない姿になってしまいます。...
現状では元々の原種よりは人工交配種のほうが断然多くなっています。南アフリカで栽培されているストレリチアの大部分は、まだ原種を株分けしたものが多いのですが、海外では殆どが種子で殖された人工交配種で数で言えば相当な割合にな...
花は花粉を受け取って種子を作るための器官ですから授粉してしまえば役目を果たしたことになります。作業が済めば、さっさと閉じてしまいます。 花を長く鑑賞しようと思うなら受粉しないよう手配りが必要です。ストレリチアの花はサンバ...
「ストレリチアって何輪、開花しますか」とは、よく聞かれますが、特定の数はありませんので困ってしまいます。その株の栄養状態で決まることですから、一定の数があるわけではないのです。 最低は三輪くらいでしょうが、最高は私の記...
暑い季節には、余り起きませんが、秋から初冬へかけて長雨が続くとストレリチアの花弁(萼片)にシミが入ることがあります。大気中の湿度が高くなりすぎた為に起きる現象です。 ハウス栽培で起きることですから、換気をすれば防ぐこ...
ジャンセアの花が一番、美しく見えるのは夕方、特に夕焼け時です。ストレリチアの花のオレンジ色が赤っぽく見えるのです。ジャンセアの花は、こんなに赤かったのかと改めて見直すほどの驚きを与えてくれます。 ストレリチアの花のオレ...
南アフリカの自生地調査を始めた頃は、ストレリチアは、何と荒れ果てた土地に生きているのだろうという印象を持ちました。大きな岩がゴロゴロしていたり、土は赤茶けて小石混じりで、養分などありそうもありません。生きるには容易では...
ジャンセア、パービフォリアの葉柄はレギーネより遙かに長いのが普通です。葉がない分、柄でしか光合成が出来ないので、少しでも多くしようとしているのでしょう。従って土で植え、窒素分を多くやれば、徒長気味に育ち、姿が悪くなって...