「ストレリチアとは、こんな植物です」との解説が一回で済んだ時代が長く続いてきましたが、ここのところ、「ストレリチア次々に新しい品種が登場してきて、それぞれが少しずつ性格の違いが表われ、一様の解説では正確には表現できない時代がやってきたように思えます。そこで、まず、手始めに荒っぽいながらも三種に分けて違いをみてみました。
1, 伝統的オレンジ系ストレリチア
レギーネ、ジャンセア、パービフォリア、すべてを含めて昔ながらの系統ですから解説は不要です。ただし、オレンジ プリンスは入れる事は出来ません。黄色種の遺伝がはいっていますから、そっくり同じではありません。花色だけでは区別できません。
2,黄系ストレリチア
黄色種の遺伝で、葉が少し細く、全体が、やや柔らかい感じで、昔の系統の荒々しさが弱められた感じです。代わりに花立ちの良いものが多くなりました。表現は適当でないかも知れませんが品のよいストレリチアになり、扱いやすいのが特徴です。
3,黄色系ジャンセア ゴールド
今までのストレリチアの印象を大きく変える品種の出現です。育ちが良く、いままでのストレリチアとは同様に考えられません。遅咲きが多いこともありますが、ストレリチアの世界を変えてゆくことになるかも知れません。言い方がよくありませんが、ストレリチアらしくないストレリチアです。(見た目ではありません。性質です)
*まだ、増殖の段階に入っていませんので三群に加えることが出来ませんが、やがて、「ブライト、光り輝く花、パービフォリア サンシャイン」が出てくる可能性があります。
