ストレリチア秘話No.185 のんびり ゆっくり ストレリチア

 わたしの住んでいる町はカーネーション栽培が盛んです。現代のカーネーション栽培では、多年草であるのに苗は一年限りで更新します。これは一年でウィルスが侵入して性能が低下することに加えて、植物特許がからんでくることにも関係が...

ストレリチア秘話No.183 頑固な植物、ストレリチア

 「この世で、最も手に負えない強情な生き物、向きを変えさせるのが最も困難な生き物は、一定の習慣に一度固まってしまった植物である」  これは1906年、アメリカの園芸雑誌「センチュリー・マガジン」誌にバーバンクが述べた言葉...

ストレリチア秘話No.182 ストレリチア流通の泣き所 

 世の流通は通信販売が全盛でストレリチアも、その例外ではありません。それなのに当園では原則として通信販売は扱っていません。理由は実物をお客さんの目で確かめてもらいたいからです。一口にストレリチアと言っても、それは千差万別...

ストレリチア秘話No.181 先祖に帰る

 今までに交配によって1000本を越えるジャンセアの苗を育ててきました。初めはオレンジで、現在ではゴールドに移ってきていますが、その結果、ジャンセア特有ともいうべき現象に戸惑っています。  交配にあたっては、両親とも典型...

ストレリチア秘話No.180 小柄なストレリチアが好まれる

 ストレリチアについての人々の好みは様々です。株を販売する立場から見た、お客さんの反応をお話ししてみましょう。ストレリチアの草丈は、高性から矮性にいたるまでの広がりがありますが、一番、多く望まれるのは小柄な系統です。中に...

ストレリチア秘話No.177 ストレリチア 「事始め」

 これは真っ先に取り上げるべき事柄だったでしょうが、つい、遅くなってしまいました。明治初年、田中芳男 男爵によって、ストレリチアは初めて日本に紹介されました。これは記録が定かではありませんが、1871年から1873年にか...