ストレリチア秘話No.605 どんな入手の仕方をしたかでストレリチアの扱いが変わります
増え過ぎたストレリチアをもらってしまった人に出会った事がありました。増え過ぎるストレリチアは確かにありますから、こんな事は珍しくありません。でも、困った事態が起きるのです。性能の良くないストレリチアは良く増えるのですが...
増え過ぎたストレリチアをもらってしまった人に出会った事がありました。増え過ぎるストレリチアは確かにありますから、こんな事は珍しくありません。でも、困った事態が起きるのです。性能の良くないストレリチアは良く増えるのですが...
この「ストレリチア秘話」も、とうとう 600号を迎えました。最初、書き出した頃は、せいぜい100、多くても200号止まりでタネが尽きるだろうと思っていたのですが、こんなに長く続くとは。中には重複した部分も数多くありまし...
私は仕事柄、毎年のようにストレリチアの交配をして新品種を生み出そうとしています。 一つの親株からは数本から、多ければ2、30本、同じ系列からは数10本の兄弟、同期生が生まれて、早いので数年、遅いので10年もかかって開...
私はレギーネを相手にする時と、ジャンセアに対する時とでは気分が違います。簡単に言えば、レギーネは普通の植物と同じ感覚なのです。強い風からは守らなければなりませんし、葉や茎につく害虫の防除もしなければなりません。寒さ対策...
あなたがストレリチアについて、どの程度のレベルであるかは、あなたの育てているストレリチアを見れば判定できます。私たちは、知らず知らずの間に、自分の持ち物に自分自身を表現してしまっているのです。隠そうとしても、隠しきれる...
理想のストレリチアとは典型的なストレリチアがあるとすれば、誰もが持ちたいと望むことでしょう。優秀品種と呼ばれるのと、少々、ニュアンスが違います。「これこそがストレリチア」「ストレリチアの中のストレリチア」「理想のストレ...
昔から「大所、高所から、ものごとをみる」ことの大切さを教え、諭す言葉があります。 この「ストレリチア秘話」を総括する意味からも、ストレリチアを一歩も、二歩も、いや、遠く離れた高所から見てみることも必要でしょう。 私...
私が毎日、会いに行くストレリチアの中に二株のジャンセアがあり、その評価が日によって変わるので困っていました。それは、ジャンセア ユイテンハーグの交配から生まれた株です。ところが、この親は遺伝の力が弱いらしく、自分に似た...
今回は珍しく商業的な小話です。或る人が私に質問してきました。 「私は少しストレリチアを集めました。いつになったらお金になるでしょうか?」と。言葉には出さなくても、似たような想いを抱く人は、他にもいることでしょう。私は...
私は仕事柄、一年を通じてストレリチアと付き合わなければなりません。それでも、こののんびりと生きる植物の変化のなさには、ほとほととあきれます。我慢強く耐えているわけではありません。元々、せっかち人間ですから、毎日、変化が...