ストレリチア秘話No.580 ストレリチアの謎 花弁の構造
ストレリチアの解明されていない謎の一つです。サンバードが蜜を吸いにやってきて花粉をメシベにつける、までは分っても、それが、どのような経過を辿って行われるのか、見当が付かないからです。授粉が、どのように成立するのか、推理...
ストレリチアの解明されていない謎の一つです。サンバードが蜜を吸いにやってきて花粉をメシベにつける、までは分っても、それが、どのような経過を辿って行われるのか、見当が付かないからです。授粉が、どのように成立するのか、推理...
ストレリチアの栽培にあたっては、目的も無く、勝手に育つよう、放任しているわけではありません。私にはお手本があり、それは自生のストレリチアの姿なのです。そのイメージを追いかけて育てています。 最初に案内されたのはグラハ...
ストレリチアが初めてヨーロッパに紹介されたのは、イギリスのジョゼフバンクスが1772年、南アフリカに派遣した植物採集人フランシスマッソンによってキュー植物園へ送られたのが最初とされています。 しかし、実は、もう少し早...
ストレリチアは栽培に、あまり、手が掛からなく丈夫なので公共用地への植え付けが向いています。でも、寒さに耐えられるか、どうか、が問題です。その点、パーヴィフォリアやジャンセアなら可能な地域が広がるでしょう。 これはいい...
ストレリチアに直接、関係があるわけではありませんが、大切なパートナーのことですから、知っておいて損はないでしょう。今までにも、折りにふれては述べてきましたので、これは補説です。 私はストレリチアの自生調査の折り、サンバ...
ストレリチアの自生分布図を見る度に首を捻ります。自生地が繋がって連続しているのだったら何の不思議もありません。でも、ジャンセアではパテンシーからユイテンハーグまでは数十Km、レギーネでは、イーストロンドンからウムフォロ...
南アフリカで撮影した写真を見直して、今更ながら、気がつきました。何百年も姿を変えていない自生のストレリチア。かたや、公園に植えられた人手の加えられた、数十年ぐらい経過した肥満、密生したストレリチア。どちらも同じストレリ...
前章では、違いを移住の歴史から見ましたが、実は、詳しく見ると、この両者、遺伝に少し違いがあるのです。最初に住み着いたのがユイテンハーグで、次に一部分がブラックヒルに移住したのであろう、というのが私の見解ですが、そのまま...
私はストレリチアの中でもジャンセアが一番好きです。それは、どの種よりも変わった、独特の形質を持っているからです。それなのに情報量がわずかしかありません。だから、ジャンセアに関する情報なら、なんでも知りたいのです。例え、そ...
これは、ストレリチアにとって、最も基本的なテーマです。しかし、数千万年も前に起きた出来事であり、しかも、人間とストレリチアの間にはコミュニケーションの回路がありませんから、話を聞くことが出来ません。結果として、推論する...