ストレリチア秘話No.224 レギーネとジャンセアの違い
ジャンセアの特徴については今までにも述べてきましたが、ここで、 もう少し補足してみましょう。まず、花です。 ボンヤリ眺めればレギーネと変わりませんが、 厳密に見てみると、少し違いが分かります。 オレンジ色が濃いのです。...
ジャンセアの特徴については今までにも述べてきましたが、ここで、 もう少し補足してみましょう。まず、花です。 ボンヤリ眺めればレギーネと変わりませんが、 厳密に見てみると、少し違いが分かります。 オレンジ色が濃いのです。...
私のストレリチアの品種改良はレギーネから始まって、ジャンセア、パーヴィフォリアと進んできました。その結果、ストレリチアとは、こういうもの、との固定観念が出来てしまっていたのではないかと反省しています。 実は、今、これ...
意外なことにジャンセアは建築関係の人々に好まれます。園芸関係ばかりではなかったのです。それは、ジャンセアの、あの直立した、スッキリした姿が現代建築にピッタリと映えることに気づいたからに違いありません。それが、困ったこと...
現代の建築は、ますます、植物との同居が求められてきています。庭園では草花や植木、室内では観葉植物と、その利用が盛んになってきています。ストレリチアも仲間入りはしてはいるのですが、いまひとつ、まだ、使い方が定まっていませ...
ストレリチアの花立ちには、この私だって苦労します。それはジャンセアです。 何しろ、澱粉工場である葉がなくて、光合成は葉柄だけでするのですから、花の養分の生産量は少ないのです。私の所では、選び抜かれたジャンセアが並んで...
私は年間を通して大量のストレリチアを扱います。その中でも、ジャンセアを扱うときは、ホッとして気が楽になるのです。傷つきやすく、痛みの目立つ葉がないこと、無理な株分けをしても、そう、簡単には弱らないこと、つまり、扱いに気...
ジャンセアは最後に進化した種とあって、レギーネとは少し違う点がいくつかあります。 その1は開花期で、極早咲きの8月、9月は殆どなく、一番、早いもので10月からです。 それでも、少数派であって、多いのが冬から春で、これ...