ストレリチア秘話No.806 持ちたいのは選ばれたストレリチアです
自分の愛倍している植物と心を通わせることができれば趣味の極致といえるでしょう。 それには、その植物が選ばれた価値を持っているのが理想です。 ストレリチア自生地の原種は漫然と生まれ育ってきたわけではありません。厳しい...
自分の愛倍している植物と心を通わせることができれば趣味の極致といえるでしょう。 それには、その植物が選ばれた価値を持っているのが理想です。 ストレリチア自生地の原種は漫然と生まれ育ってきたわけではありません。厳しい...
ストレリチアを1鉢か2鉢を持っているだけの人にとっては縁の無い話ですが、これから栽培が盛んになってくれば、必ず起きる課題です。 私の栽培場では数百鉢もあるわけですから、配慮もなく、適当に並べるわけにはいきません。それ...
育種家は大量の苗を扱います。中には元気よく育ってくれるのもあれば、育ちが遅く、ひねたような残り物も多く出ます。それを数の多さに任せて手荒に扱うことも多いのです。すべて植物のせいにしてきましたが、ここのところへきて反省し...
タケノコの季節がすぎると竹の新芽が急激に伸び始めました。一日に何十cmも伸びることはストレリチア研究家にとっては信じられない現象です。何しろ私が相手をしている植物は1日2,3mmしか育たないのですから。 生長の早い植物...
人とストレリチアとの関係の話です。ストレリチアが好きだからこそ、栽培しているのが愛好家なのですが、それでも、どの程度の感覚で相対しているかは人によって様々です。 大きく分けて4種類になりましょうか。 1.は、毎日の...
その時々を背負って活躍するストレリチアもスターが代っても不思議はありません。 当る、当らないは兎も角、今後を予想してみましょう。 今まで長い間、ストレリチアを代表してきたのはレギーネでした。今後も評価が下がることは...
前章の続きです。充実の度合いの判定は難しいことではありません。慣れることが第一ですから。この差は種による違いもあるようです。レギーネよりはジャンセア、パービフォリアに強く表われるようです。ジャンセアはレギーネよりは厳し...
ストレリチアの栽培には季節によって目的が違います。寒い季節は花が対象ですが夏は生長を楽しむことです。ところが、この生長の楽しみ方に二通りあるのです。 1は、大きく育て、または株を殖すことです。これは誰でも目指すことで...
ストレリチアに対する、もう一つの分野は『理想を追い求める』人たちです。主に趣味の人たちが多いといえるでしょう。これは必ずしも形態を指しているわけではありません。業務としてストレリチアに関わっていても、傾向としては、こち...
一日にストレリチアといいますが、この植物に対するイメージは、人により、目的により、様々に変化しますから、これを混同してしまうと混乱が起きますので、ここで、改めて整理してみようと思います。 まず、分けておきたいのは、スト...