ストレリチア秘話No.283 系統による花茎の長さの差
オレンジ プリンスもゴールド クレストも花茎が長く、多くの花がみな、葉よりも長く突き出ています。切り花として使うにも文句のない形質を備えているのです。ストレリチアがみな、こうなのではなく、花が葉に隠れるほどの短い系統...
オレンジ プリンスもゴールド クレストも花茎が長く、多くの花がみな、葉よりも長く突き出ています。切り花として使うにも文句のない形質を備えているのです。ストレリチアがみな、こうなのではなく、花が葉に隠れるほどの短い系統...
ストレリチアの切り花農家でなくても、花を切って使うことはあるのですから心得ておいて欲しいものです。「切り前」とは、その花の開花途中のどこで切るのが最上かを指します。困ったことに、これが花の種類によって異なり、みな、同じ...
長い間、「道の駅」のストレリチア担当を手伝っていて、 お客さんの相手で、困ったことがありました。 シーズン中、始めから終わりまで、一度も、ストレリチア満開の風景を見せることが出来なかったことです。これには、お客さんも、...
戦後の混乱が収まり、経済成長が始りかけた頃です。 ハワイからストレリチアの切り花が東京に空輸されてきて、 1本が500円で取引され、大きな話題となりました。 サラリーマンの初任給が1万円足らずの時代ですから、 現在の貨...
今まで繰り返し述べてきたストレリチアの変化は、起きるにしてもスピード感に欠けています。 新しいストレリチアが現われたとしても、それを世の中が受け入れるのに5年10年もかかることでしょう。今までの経過を辿ってみれば間違い...
ストレリチアを南アフリカから文明世界へ初めて紹介したのは、キューガーデンの監理者、バンクス卿によって派遣された、フランシス マッソンでした。ストレリチアを採集したのは、アフリカに慣れてきた第二回の時とされています。 ...
私は近頃毎日のように目をかけているストレリチアがあります。これは最新の交配種ジャンセア ゴールドの中から生まれた一種「パーヴィフォリア ゴールド ★★★★★」です。葉がやや大きいですが、花が素晴らしいので交配の片親に使...
刀剣には数多くの名刀があります。例えば「童子切安綱」。平安時代、世を乱していた「酒吞童子」の首を源頼光が切り落とした刀とされ、「国宝」に指定されています。名刀とは、それが優れた作だけではなく、人々に印象強く訴えるエピソ...
ストレリチアは、苗のうち株は1本でも、年数がたつうちに一株が二株に分かれ、またそれが二株にわかれ、と株がふえていきます。やがて、それが10年もすると、賑やかな株立ちになってくるのですが、このころになりますと個性の差がハ...
ストレリチアの栽培で花がよく出てくれるか、どうかは大問題です。期待以上にわっと咲いてくれて大喜びすることもあれば、何年たっても咲いてくれない株に腹立たしい思いを抱くこともあります。 現代の生物学の知見によりますと、花...