ストレリチア秘話No.304 ストレリチアの謎の解読
「世界中のどこにも存在しないような野性的かつ原始的エネルギーが、アフリカにはあるようだ。アフリカが全人類の生誕の地であるという事実と、関係があるのかもしれない。すべての人間にとって、アフリカ行きは故郷へ帰ることを意味す...
「世界中のどこにも存在しないような野性的かつ原始的エネルギーが、アフリカにはあるようだ。アフリカが全人類の生誕の地であるという事実と、関係があるのかもしれない。すべての人間にとって、アフリカ行きは故郷へ帰ることを意味す...
以前、ストレリチア植物体の部分によって寒さへの抵抗力の差があることを述べましたが、今回は、その続きです。花に続いて凍るのは葉ですが、これが一様では無いのです。古い葉が真っ先に凍り、新しい葉ほど強く、最新の葉が最後まで頑張...
私は、初めの頃、ニコライやコウダータなどのストレリチア大型種を手がけたこともありました。アルバは日本に入っていません。2001年、最後の訪問時に苗の購入を考えましたが、あまりにも大きく、送料がかさむのであきらめました。...
この章はストレリチア栽培のトップレベルの話ですから、少々、難解かもしれません。 ストレリチアの交配にあたっては、親株同士にそれぞれ、相性があり、結果はやってみなければ分からないと述べましたが、だからといって、むやみ、...
以前にストレリチアと人の相性の話をしましたが、今度はストレリチア同士での相性です。ストレリチア愛好家の中には種子から育てようと試みる人もいます。何でも構わず種子を採ればいいだろう、とする初心者もいれば、もっと良いものを...
美術品の本物が、なぜ尊ばれるのでしょうか?それは、本物だけが持つ、作者の気迫が伝わってくるからです。残念ながら、偽物は、どんなに上手に作られていても、これがありません。 ストレリチア愛好家には、品質は兎も角、長い間、...
「この出会いは、一生に一度、この時しかい。大切を機会、との心がけを持ちなさい」 この教えは、必ずしも高尚な場だけにあるものではないでしょう。私はストレリチアとの出会いにも同じ思いを感じています、ストレリチアの世界は、まだ...
植物の生き方は様々です。ストレリチアの栽培にあたっては、その生き方に合わせないと、とんでもない、見当違いなことをやってしまうことになります。ツル植物は、巻き付く相手がいなければ生きていけません。半日陰を好む植物は、日差...
引き続いてストレリチアの寿命の話です。樹木には「屋久杉」のように何千年も長生きするものも多くあります。それでも終末は厳としてあり、寿命は無限ではありません。樹木は木の中心部が生長し、古い部分は外へ押し出されていきます。こ...
私は今まで「ストレリチアの寿命は数百年から千年であろうと」述べてきましたが、近頃では、もっと長く、無限か、或いは無限に近いのではないかと思うようになってきています。いずれにしても、直ぐに分かることではありません。その年...