ストレリチア秘話No.294 ストレリチア栽培と微気象その2

微気象とは、小さな区域での現象を指しますが、それだけではなく、「徴」の名の通りわずかな、の意味もあるのです。この微妙なところがストレリチアの生死を決める重要な点なのです  道の駅保田小学校では、レギーネが元気に育つのに自...

ストレリチア秘話No.292  ストレリチア「名花遍歴」

 美術品、骨董品の世界では、本物、偽物、入り乱れての騒ぎが絶えません。私は何年か前「ルーブル美術館」に「モナリザ」の絵を見にいったことがありました。そこに集まっていたのは、私のような観光客ばかりではありません。堂々と腰を...

ストレリチア秘話No.291 ストレリチアの花は緊張を強いる

 自生地巡りの旅では、時には町の中を歩くこともあります。ポートエリザベス セント ジョージ パークのオフィスを訪れると、裏庭で若い女性がフラワーアレンジメントを仕上げている最中でした。使われている花はプロデアが中心です。...

ストレリチア秘話No.290 ストレリチア ピンからキリまで 

 ストレリチアは工場で生産される大量生産品ではありません。生命を持った植物ですから個性にあふれています。それだけに形質はバラバラでピンからキリまでの広がりがあります。裾野のキリの方は数が多いのですが、頂上のピンに近づくに...

ストレリチア秘話No.287 ストレリチア 世界の現状

ストレリチアは現在では、ほぼ世界中ともいえるほど広まっていますが、それでも、お国ぶりによって、扱い方も様々なようです。まず、原産国の南アフリカですが、自生地を控えているだけに数に困ることは無く、どこへ行っても、お目にかか...