ストレリチア秘話No.230 ストレリチアの花の蜜

ストレリチアの花は開花後、晴天の日には蜜をだします。青紫色の花弁の根元が壺のような構造になっていて、そこに蜜がたまる構造になっているのです。サンバードは、そこへ、細く、やや湾曲した嘴を差し込んで蜜を吸うわけです。大抵の花...

ストレリチア秘話No.227 ストレリチア花弁が変色する謎

 私は以前、「ストレリチアの花 (花弁の青紫色) が、開花後、強い日光を受けると褪色してしまう。花は、まだ健全なはずなのに、不思議な現象だ」と述べたことがありました。私としては、納得出来ないことを、そのまま、放っておくこ...

ストレリチア秘話No.226 ストレリチアとの相対し方

 これも栽培相談でよく出てくる事柄です。 「ストレリチアの株元に残る古い葉は取去ったほうがいいですか、 それとも残して置いたほうがいいですか」 に対して私は、「汚らしいと思うなら取って下さい。気にならないなら、放って置い...

ストレリチア秘話No.207 ストレリチア奥義 そのⅡ これであなたはストレリチア名人 「ストレリチアの花は粉(こ)を吹いている」 その2

 果実にも、花にも、粉を吹いているものが多いようです。ということは、これに何らかの意味、働きがあるのだろうと思うのですが、未だに解明されていません。強い紫外線から守るためなのか。雑菌を防ぐ働きをしているのか、わかっていな...

ストレリチア秘話No.206 ストレリチア奥義 そのⅡ これであなたはストレリチア名人 「ストレリチアの花は粉(こ)を吹いている」 その1 

 私の住んでいる町は「房州びわ」が特産品です。びわの作業の最終工程は果実の箱詰めです。それまでは多くの人の手が関わりますが、箱へ詰める仕事は、駆け出しのアルバイトなどでは、さわらせてもらえません。ベテランでなければ手に負...

ストレリチア秘話No.196 ストレリチアの変異

 ストレリチアの変異については今までにも述べてきましたが、まだまだ、あります。株全体の色合いです。葉の裏、葉柄、花茎が緑色から銀色がかった灰緑色までの広がりです。この色の違いが性能にどう影響するかはわかってはいませんが、...

ストレリチア秘話No.180 小柄なストレリチアが好まれる

 ストレリチアについての人々の好みは様々です。株を販売する立場から見た、お客さんの反応をお話ししてみましょう。ストレリチアの草丈は、高性から矮性にいたるまでの広がりがありますが、一番、多く望まれるのは小柄な系統です。中に...

ストレリチア秘話No.170 ストレリチアの花茎の長さ 

 オレンジ プリンスもゴールド クレストも花茎は長く伸びます。時には葉を越えるほど長いのも珍しくありません。初めの頃は切り花が主眼でしたから、花茎は長い方が有利でした。短い花を長くすることは出来ませんから、これは優れた特...

ストレリチア秘話No.91 ストレリチアの葉と花の関係

 ストレリチアはまだ小さいときは、葉も小さく、短いので、1年間に5枚以上も葉が出ますが、生長するにつれて、大きく、長くなるため、少なくなり、成株になると、レギーネで、やっとで4枚、生長の遅いジャンセアでは3本です。  ス...