夏の夕立ちの去った後、みずみずしくぬれた葉を眺めるのは、何とも爽快な気分です。実は、これ、気分だけの問題ではないのです。例えれば、私達が風呂にはいったり、シャワーを浴びたりするのと同じ効果なのです。初心者の扱っているストレリチアとベテランの作りと、どこか違う、いったい何が違う?と感じることがあれば、大抵は、こんな違いがあるのです。
植物だって、長い間、大気にさらされていれば、ホコリも付きます。迷惑な虫だって近寄ってます。そんな汚れは、キレイ、サッパリ洗い流したいのです。外気の中での栽培なら定期的に雨がやってくれます。雨の当らないハウスなら人が代わりに葉水で代用しなければなりません。
初心者には、そこまでの配慮が、なかなか出来ないのです。私は20年も前、野鳥の観察を続けたことがありました、そのとき、気づかされたのは、鳥は暇さえあれば羽繕いをしていることでした。後で分ったのは、鳥は繕いをしなければ飛べないのだと知らされました。浅はかな私は翼さえあれば飛べると思っていたのです。
高度な技術は、一見、極く、当たり前のようなことの積み重ねに有ることが多いのです。それが違いに現れてから、いったい、何が違うのかとの疑問になるのです。「ストレリチアだって繕いしてなければ一人前ではない」のです。
