3年生と10年生のジャンセアの鉢植えを並べてみて、「えー。ストレリチアって、10年たっても、これぐらいしか育たないんだ!」と、改めて呆れる思いがしました。これが育ちの良いレギーネのオレンジ系だったら、そこまでの感じはなかったかもしれません。育ちが遅くて、余り大きくならないジャンセアだったからでしょう。これが極小の矮性種だったら、もっと極端に「まるっきり育っていないじゃないか」
となるでしょう。ストレリチアは、それほど育ちが遅く、大きくならないのです。それだけ細胞間の目がつまって、キメが細かいということがいえるでしょう。この傾向はレギーネ、パーヴィフォリア、ジャンセアと進む程強くなります。それだけに安心して付き合えるのがストレリチアの良さなのです。長く生きる木だって10年もたてば抱えきれない程の大きさになります。それなのにストレリチアはそれぐらいでは未だ子供並みなの大きさなのです。このようにしてストレリチアは、付き合いが古くなるほど味が出てきます。新しく栽培に参加された皆さん、良いか、悪いか、の評価は長い年月の後にすることなんですよ。
