ストレリチア秘話No.1118 庭園植えのポイントはストレリチアの本質を外さないこと

 私の住まいから、そう離れた距離ではありませんが別荘風の庭園にレギーネが数株植えられています。品種は、そう悪くはないのですが、片隅に追いやられた存在で他の植物に混じってストレリチアらしさが発揮されていません。ぜいたくな庭園なのにストレリチアは才能を発揮できる場所が与えられていないのです。

 植物には、夫々、生き方に個性があってそれに適した場所でないと能力が発揮出来ません。

 アマゾンの熱帯雨林では、夫々の植物がお互いによりかかって集団で生きています。孤立したのでは生きてゆけないのです。ところが、乾燥地帯では独立、孤高でないと生きられないのです。それなのに、この別荘風庭園は間違った扱いをしているのです。

これから、庭園にストレリチアを植えようとしている人への助言です。栽培技術以前の重大問題を疎かにしてはなりません。ストレリチアは孤高に生きる植物です。大勢の仲間に寄りかかる、なんてとんでもないことです。女王様として孤高の立場を誇示できる場に植えねばなりません。そうした場合のみ、ストレリチアらしい堂々とした貫禄を発揮してくれるのです。