ストレリチア秘話No.344 ストレリチア貯蔵根(根茎)あれこれ
春はストレリチアの植え替えの季節です。先ず、鉢を横に倒してゴムのハンマーで軽く叩いて抜きます。普通の栽培であれば2年もすれば根(貯蔵根)が、とぐろを巻いて育っているのが現われます。そこで8号鉢なら下から3cm、9号鉢な...
春はストレリチアの植え替えの季節です。先ず、鉢を横に倒してゴムのハンマーで軽く叩いて抜きます。普通の栽培であれば2年もすれば根(貯蔵根)が、とぐろを巻いて育っているのが現われます。そこで8号鉢なら下から3cm、9号鉢な...
街で見かけるストレリチア、貸し植木もあるでしょうが、葉も茎も濃い緑でつやもあり、周囲の観葉植物と並んでも、似たような感じです。これは熱帯産の観葉植物と同じ環境で育てられたからです。半日陰に遮光された日光、その上、高温、...
私が見た自生地のストレリチアは皆、適当な間隔で自立していて、隣同士がくっ付きあっている姿はみたことがありませんでした。その時は大して気にも止めませんでしたが、あとになって気づかされました。自然の摂理の奥深さ、をです。ス...
植物の親しみ方にも、いろいろあるみたいです。初歩の頃は無我夢中、好きでのめりこんでいるだけで、何が何やら分からず、没頭して楽しんでいる時代です。それが、慣れて、落ち着いてくると、植物と自分との距離を、もっと縮めるようと...
この章はストレリチア栽培のトップレベルの話ですから、少々、難解かもしれません。 ストレリチアの交配にあたっては、親株同士にそれぞれ、相性があり、結果はやってみなければ分からないと述べましたが、だからといって、むやみ、...
以前にストレリチアと人の相性の話をしましたが、今度はストレリチア同士での相性です。ストレリチア愛好家の中には種子から育てようと試みる人もいます。何でも構わず種子を採ればいいだろう、とする初心者もいれば、もっと良いものを...
微気象とは、小さな区域での現象を指しますが、それだけではなく、「徴」の名の通りわずかな、の意味もあるのです。この微妙なところがストレリチアの生死を決める重要な点なのです 道の駅保田小学校では、レギーネが元気に育つのに自...
2023年1月、10年に一度の寒さ、とかで、我が家の露地植えストレリチアの葉が凍害を受けました。毎度のことなので驚きはしません。半年後の夏がくるまで、少々、見栄えが悪くて困るだけです、それなのに、よく散歩で通る一角に植...
ルイス キャロル著の「鏡の国のアリス」では、「赤の女王の国」に迷い込んでしまったアリスが、女王に叱られます。 「何をボヤボヤしているんじゃ。おまえの国は、なんと、のろまな国なのじゃ。ここではのう、同じ場所にいようと思...
1950年代からストレリチア栽培が年を追う毎に盛んになっていきました。 栽培農家は争うようにストレリチアを探し求め、奔走したのです。良いも、悪いも、判別したりはしません。ストレリチアであれば飛びついたのです。 何事でも...