ストレリチア秘話No.842 ストレリチアの育ち方も一様ではありません
時は6月下旬、ストレリチアも生長、真っ盛りを迎えています。そこで、今までにない旺盛な生育ぶりを見せている一団をみて驚いているのです。 今まで私は長い間、ストレリチアは締めて育つのと良しとする原則でを通してきましたが、...
時は6月下旬、ストレリチアも生長、真っ盛りを迎えています。そこで、今までにない旺盛な生育ぶりを見せている一団をみて驚いているのです。 今まで私は長い間、ストレリチアは締めて育つのと良しとする原則でを通してきましたが、...
いつもは育っているのか、いないのか、わからないようなストレリチアも夏の成長期には、見た目にも育った様子がわかるほど大きくなってくれてホッとします。 ここで初心者は間違いを起こすのです。 「何だ、ストレリチアとは特別...
育種家の我が家の圃場では毎年、新花が開花してきます。それに対して★印で評価しているわけですが、苞の赤色が規準になるわけです。その結果、年々、赤色の割合が多くなっています。これは交配親に優れた赤色種を使うために起きる現象...
その品種の持って生まれた性能を100%発揮させるのが栽培技術です。ところがストレリチアのような永年作物は、それだけではすまないのです。年数をかけて十分に力を蓄えさせないと力が出し切れない性質も併せ持っているのです。長い...
この「秘話」には、やたらにストレリチアの自生地の解説が出てきますが、それにはわけがあるのです。ストレリチアの栽培にあたっては自生地の環境条件を知って、そのままコピーすれば良いという簡単なことではありません。 ストレリチ...
私の栽培場では、ストレリチアは鉢植えが数百鉢、それに地植えが数十株と両方のをしていますので両者の違いを否応なく経験させられています。ストレリチアの栽培といっても、このどちらを選ぶかによって大きな違いがあるのです。根本的...
ストレリチアの鉢植え栽培では様々な大きさの植木鉢が必要とされます。株の大きさ、品種、置き場など、あらゆる条件が加わってきますから、多くの種類を準備する必要に迫られます。いちばんの問題は大きさです。 1.12号以上 鉢の...
ストレリチアの花は6月半ばで終わりを迎えます。その後の夏は寂しくなるかといえばそうでもありません。生長の季節に入るのです。今までは育っているのがわからないくらいのんびりしていたのが急に育ち始めます。 この頃は、また、別...
ストレリチアを外気に当てるメリットの3番目です。この「そよ風」が与えてくれる恩恵がストレリチアにどれほどなのか、分るようになれば、その人は「ストレリチア仙人」に近づいています。 ストレリチア自生地では「ケープのそよ風...
ストレリチア栽培では温室のように雨を遮った施設以外では、夏は屋外に出した方が良い結果が得られます。利点は3つあります。1つは直射日光が受けられることで、もう1つは雨に合わせることができる点です。3つ目は風ですが、これは後...