ストレリチア秘話No.942 ストレリチア愛培家を仕分け、分類化したら

長く「秘話」を執筆してきて気がついたことがありました。それは、素朴な世界だと思ってきたストレリチアが、ここまで広く、進歩していたことでした。それにつれて、関わる人も多くなり、結果として分野も目的も拡がっていたのです。こうなると、もう、一括りで表現できるものではありません。そこで、第一段階として、荒っぽいながらも分類を試みてみました。

○素朴な趣味の世界に生きる

昔からの延長線上にあります。素朴な道ですから、持っているストレリチアが古くて性能が悪くても、何ら気に止めず、我が道を行く趣味の人たちです。これは、どう、こうゆっても始まらないことですし、これからも続いてゆくことでしょう。庭園造りに地植えすることも多くなります。ストレリチア活躍の分野が広がるのです。

〇巾広い趣味家たち

一番多いのが、この人達です。好みは巾広く、様々な分野に分散してゆくことでしょう。ストレリチアを支えてくれる人たちです。

○最高水準の愛好家

ストレリチアの中でも最高のレベルを望む人々です。世界最高ともいえる品でなければ満足できませんから、人数は少なくても時代の先端を牽引してくれるでしょう。ただ、趣味であるだけに、望み通りにどこまで続けられるか安定性が心配です。代わりが現れるまでは停まってしまうのが困ります。最高水準だけに維持が注目されるのです。本物のストレリチアを知っている人たちといえるでしょう。

○職業としての切り花栽培

仕事ですからストレリチアが商品価値を失わない限り続くでしょう。ただし、時代に合わせて品質を向上出来るかどうかは栽培家次第です。生き残れるか、どうかの二筋道が待っているのを自覚しなければなりません。

○苗の養成に挑戦する人々

少ないながらも存在します。実験としてならともかく、本格的となると簡単ではありません。大企業の研究開発並みの仕事になるからです。資金と時間に耐えられるかどうかが大きな問題になります。研究内容の高度なことは別問題です。

 以上に挙げたのは分野であって、実態は個別に表われます。ストレリチアも、どうやら、大変なレベルにまで達してしまったようです。こうなると評論する方も自信がなくなってきます。ギリシャ デルポイのアポロンの神殿に掲げられていたとされる

「汝自身を知れ」の言葉が身にしみてきます。