長い間、ストレリチアと付き合ってきて、つくずくと、その困難さに悩まされます。偏った付き合い方では、どうにもならなくなってしまうからです。
ストレリチアは何百年も長生きする植物ですから、気長に対応しなければやっていけません。それならば、とのんびり構えてやっている内に、気がつくと時代から取り残されてしまっているのです。
では、といって、新しいものに飛びついてやろうとしても、それが簡単にできることではないのです。「伝統を守る」と「進取の気性」とは両立が難しいのです。普通は、どちらかに偏ってしまいます。違う性格なのです。
最初にストレリチアの世界に加わる人は、いろいろなタイプの人が居るはずです。ところが、いざ始めてみると、ストレリチアは敏感には反応してくれないことに気づかされます。
そこで撤退する人が多くなり、最後に残ったのが伝統を守る人だけとなってしまうのではないでしょうか。ストレリチアが、なかなか進歩しない原因は、ここにあるとみています。
とはいえ、伝統は守るだけでは維持できません。やはり、時代に合わせて変化しなければ生き残れないのです。そこで求められるのが、両者の舵取りができる人物となってきます。
今、ストレリチアは変革期に差し掛かっているとみています。ストレリチアが自力で変わるのではありません。やるのは人なのです。
