今までの章で現在の品種がどのように変ってきたかを述べました。この変化は私達にストレリチアとの付き合い方に変更を迫ることに間違いありません。
今までの古い系統のストレリチアは頑固で、中々、人の思うようには動いてはくれませんでした。そこで栽培家の方は仕方なく、ストレリチアにお任せ、放任の扱いに偏ってきたのです。何しろ、人の思うようには働いてくれないのですから、そうするしかなかったのです。
ところが、最近、登場してきた新しい品種は、融通の利かない昔風と違って、人の気分に接近してくれそうなのです。範囲はどれほどなのかは、まだ確定できませんが。今までとは違うことは確かです。栽培とは植物の都合と人の望みとの調整を図ることですから、これは放置するわけにはいきません。
ストレリチアとの付き合い方を変えなければならないのです。でも、少しも難しいことではありません。今までは望んでも叶わなかったのが動いてくれるようになったのです。今までの不満が解消されます。有り難い時代がやってきたと喜ぶべきでしょう。
