ストレリチア秘話No.1020 ストレリチアの立場はパブリック?それともプライベート?

 これは本格的な話ですから、ストレリチアに深入りしようとする人にとっては、ゆるがせに出来ないことがらです。植物は数が多いながらも、世の中の扱いは二つに分れます。その一つは、日本では稲、アメリカでは小麦やトウモロコシのように、社会にとって重要な作物で公的機関でも研究され、一般でも関心をもたれる植物です。もう一つは、規制は何もなく自由に任されている植物ですが、それでも人々の評価は様々で、中には無関心なものさえあります。

 その中でもストレリチアの評価は低い方で、知らない人さえいるほどの存在です。それだけに扱う人も少なく、研究も進んでいません。自生地の南アフリカでは国花としてパブリックな花とされていますが、それ以外の国ではプライベートな扱いしかされていません。規制がありませんから自由に任され、迷信のような論さえ通用しているほどです。私は、これを嘆いてばかりいません。こんな状態だからこそ、私のような存在でも生きていられます。規制がありませんから自由に振る舞えるのです。

でも、これからは少しずつ上向きになるのではとみています。「秘話」も読者が1600を越えたのです。これから先、どうなるかは分りませんが、どうも風向きが変わってきたのを感じています。