ストレリチア秘話No.1025 ストレリチア栽培の職業化の可否 その3

 この問題を何とか実現するための方法を探っててみましょう。問題は二つあります。

1, ストレリチアを甘く見ず、勉強することこれは今更、いうこともないことです。

2, ストレリチアは専業化が難しい事情を抱えている切り花栽培では、毎年、同じペースでの収入は得られません。株が成熱し繁茂してくると採花本数が減ってくるのです。それに年数がたつと混み過ぎでてきますから、掘り上げて植え替えなければならなくなります。そうすると株が回復するまで2,3年は収入がなくなってしまうのです。これには植えた品種の性能によって差がありますが良くない品で10年、優秀品で20年に1回は起きることです。つまり、一度、始めても同じペースは続かないということです。それに、前に私が書いたように、常時、新品種を取り入れなければならないのです。毎年この変化に耐えなければ、世の流れに遅れてしまいます。このような事情がありますから単一の専業よりは副業を持った方が有利なのです。

 ストレリチアに全力を賭けたいのは山々です。でも、それを通すには仕方なく、やらなければならないこともあるのです。これが出来ないために初志が貫徹できない例が少なくありません。ストレリチアには、そこまで寄りかかられても面倒を見られる余力はないのです。人が采配するしかないのに決まっています。