ストレリチア秘話No.1046 ストレリチア を取り巻く状況は今までも変化してきました 現状の難しさは将来が見えないことにあります

 物事は現状にとどまってはいません。駆け足で変化する「赤の女王の國」そのものです。1カ所にとどまるにしても,力いっぱい駆けていなければならないのです。

 今にして思えば、戦後、ストレリチア栽培が始まった初期のころは単純だった様に思えます。とにかく、ストレリチアでありさえすればよく、入手は困難でも手に入れさえすれば良かったのです。何しろ貴重品扱いですから気楽なものでした。それが、段々と生産が増えるに従って価値が下がって、量産で応じなければならない時代となりましたが、現代では先行き不透明になりながらも、ストレリチアの性質上、切り替えが難しく、生き残ったままになっている現状があります。

新しい時代に合わせなければならないとわかっても、お手本がはっきりしないので動けないのでしょう。戦後の初期の頃と比べて違うのは、お手本がないと動けないらしいのです。

 でも、現代は動きが速いので「真似」したいものが完成してしまってからでは遅いのです。真似がいけないといっているわけではありません。現代の基本は「変化への対応」なのに、実は、これがストレリチアにとって1番の困難点なのです。これを、どう捌くかが、その人の力量に。かかっているのです。私がみるところ、相当に難しくなってきているように思えます。

 だからこそ、動きが、なかなか出てこないのではないでしょうか。

 これが「秘話」を始めた一つの理由でもあります。今後の行動に少しでも役立てばと思っています。