ストレリチア秘話No.1049 ストレリチアも自生地の環境次第で姿が違う

 ストレリチアは、自生地どこへ行っても夫々、表情が違います。レギーネは各地に分散していますから尚更です。遺伝上は大きな違いはないでしょうが、環境の影響を受けて、それぞれが少しずつ違う姿になっているのです。フラーズベイでは海辺の潮風にさらされて、背があれば、低くなっています。ここから、そう遠く離れてはいませんが、ゴヌビー自然保護区のレギーネは海から離れて湿り気十分な土地のせいか、ゆったりと育っています。クエレハの断崖では川風を受けて締まった体つきです。内陸のプルートの谷のレギーネは極端な環境では無いので、堂々と典型的な姿をしています。100kmも離れた飛び地のパテンシ一では、乾燥のためでしょう、葉が細くなっています。

 このように同じストレリチアであっても、育った場所の環境条件によって、少しずつ姿が違っているのです。このような有様を見ると、植物が如何に環境の影響を強く受けているかが良く分ります。ひるがえって考えれば、私たちの栽培法が、如何にストレリチアに影響を与えているかを痛感させられます。