植物の鉢植えでは植え込み材料(コンポスト)が必要ですが、この選定がなかなか厄介な問題です。これには、その植物の好みに合せなければなりません。カリフォルニアではレッドウッドのバーク(樹皮)が多く使われていて好評です。我が国でも、種こそ違え、発売されていますが、長所は固形で腐り難く、植物の養分として働いてくれることです。しかも、通気性や水はけが抜群によいことも加わります。ただ、強いて難点を挙げれば、私のように大量に使うには経費が多少、かかることだけです。
そこで、この欠点の解消に私は発泡スチロールを使っています。安いこと問題ではなく、廃品の利用でもあるのです。使い方は簡単です。2,3cm角に砕くだけで、繰り返し何回でも使えます。土と混ぜるのには向いていませんから、鉢の下部の隙間塞ぎにするのです。通気、排水と、その目的は十分に果たしてくれます。肥料分は全然ありませんが、タダの材料に要求出来ることではないでしょう。コンポストの役割は植物の生長を助けるだけではありません。不必要になる空間の穴埋めもあるのです。ここに経費をかける必要はありません。
仕事には材料が必要になりますが、それには経費の節減が重要です。それにばタダより安いものはないのです。ただし、栽培すべてに当てはめるのではなく、必要な部分には借しげも無く資金を投入すべきですから、この両者の使い分けが知恵といえるでしょう。
