人々の生活が、ますます自然から離れてきています。それでも私たちは生物の一員ですから、完全に同化することはできません。そこで周囲の環境へ植物を置きたがるのですが人工環境であるだけに、いろいろと問題が起きます。室内に置かれた場合、困るのは日光が当らないことに尽きます。
ストレリチアも、勿論、観葉植物として使えます。でも、レギーネは葉が大きいために、あまり長い間、さらしておくと弱ってくるのです。その点、ジャンセアは、その問題となる葉がありませんから平気で耐えてくれます。葉柄は大きな影響を受けませんから葉だけの問題です。それでも、長期間、日光にさらさないのは、いいことではありませんから、出来れば冬だけにとどめ、春から秋までは戸外に出した方が無難です。そうすれば花も期待出来ます。ストレリチアですから花があって当然なのですから。ジャンセアは花立ちの悪い株が多いですから、それを観葉専門に働かせるのも悪くはないでしょう。
レギーネの葉はデリケートですから、日光不足では葉が正常でなくなりやすいのですが、葉柄は丈夫で影響を受け難いのです。それだけでなく、いつも同じ姿ではありません。最初の一年目は若々しく元気ですが、二年目になると陰りが見え、花が出た辺りから衰えてきます。三年日は植物体を守る立場となるように毎年、老、若を繰り返しているのです。その点、葉柄の方は元気が長く続きます。だからジャンセアは、他の観棄植物に負けない長所を持っているのです。
