「秘話 1107」で述べたように名品が見つかったからと言っても、簡単に入手できるわけではありません。そこには様ざまな障害が待ち受けているのです。それを乗り越えた人だけが手にできる幸運なのです。
物語風の表現をすれば、ストレリチアが、「貴方が来るのを待っていたのよ」
と応えてくれる出会いでないと成功できないのです。言い方が悪いのですが、振られてしまう場合だって少なくないのです。打ち明けて言えば、打算の気分があれば、先ず、成功は期待しない方がいいでしょう。名品との出会いの場は、お金と物との交換ではなく、ドラマの一場面のような雰囲気があるからです。これが理解出来ないと相手にしてもらえないかもしれません。人と植物にあいだに、そんなことがあるなんて、と、もし、こう考える人であるなら、名品には近づかない方が無難です。資格がないのですから。
私が、なぜ、こんなことを書くのか理由があるのです。私が見るところ、ストレリチアに参入してはみたものの、思うようにならない人が何人もいるのです。これは、いったい、どんな事情が原因だろうかと考えさせられ、その一つをあげてみたのです。
