ストレリチア秘話No.1130 ジャンセアに多い「準備 養成」と「成熟安定」の期間の差

 長い間、ストレリチアの栽培を続けていると年によって花の本数に差があることに気づかされます。それには栽培上ではなく、準備期間と成熟期間の違いにもよることがあるにも気がつきました。

 この差はレギーネよりジャンセアの方が大きいのです。しかも、大柄よりは小柄な系統に多いのです。それは植物体に比して花の大きさが目立つからです。つまり、開花が養分の消耗に与える影響の差なのです。従ってジャンセアは消耗が激しいために、準備、養成の期間を長く必要とするのでしょう。レギーネは葉があるので回復が早いのです。

 ジャンセアはレギーネより花立ちが少ないように思われがちですが、それでも選べば花立ち良好の品種も多いのです。それでも手持ちの養分が少ないので休みを多くとる必要があるのです。ジャンセアの良否を見分けるには心得ておかねばならないことがらなのです。

 つまり、今、どちらの期間にあるかを知らなければ評価が下せないのです。やはり、ジャンセアの栽培はレギーネにくらべて一段高いレベルが要求されるようです。