今、私の栽培場で咲いているゴールドクレスト ザクイーンのの赤紫色に改めて驚いています。ここまでの鮮やかな色彩は人もサンバードも望んではいなかったはずです。つまり、期待を越えてしまっているのです。また、他には、苞の首の赤色が濃すぎて黒くさえ見えるのも出てきました。
植物は、(と言うより生物は)いつもではありませんが、時として想像以上の活躍ぶりをみせることがあります。これに魅せられて離れられなくなってしまうのが関係者なのです。
「何で、そんなに面白もなさそうなことに取りつかれているんですか?」という人もいるかもしれません。常識から離れれられない人には理解できないことかも知れませんが、植物を相手にしていると「有り得ない」事が起きてくることもあるのです。
困るのは、だれにもチャンスがあるわけではないらしいことです。植物だって生命体ですから、普段は常識的な活動に明け暮れています。しかし、時には、思わぬ事態が起きることもあります。その環境を提供出来た人だけがチャンスに恵まれるらしいのです。
「では何をすれば良いのか」
と聞きたくもなるでしょう!でも答えられません。せいぜい、いえるのは、普通のことをしていたのでは、植物は動いてはくれないだろう、ということだけは見当が付きます。
「そんなことはありえない」
ようなことを、時には、やってのけるのが生物らしいのです。
